恋活戦記

独身アラサー女子の日々の戦いを記録。合理的に戦う方法と出会った男達を毒舌に紹介します。

◼︎車が命の男

→つづき

 

同じ日に2人と会って比較できた事で

なんだかよく思えてしまった歯並び悪男。

会話は普通に楽しく続けられたのだが

一点気になる事が。

 

アプリのプロフィールにも書いてあったが

車が大変好きな模様。

経験上、車好きをアピールする男に良い男は居ない。

ただドライブするのが好きなだけなら良いが、改造して大きな音を出したり危険レベルにスピードを出したりして人様の迷惑になってる事もお構いなしにイキっている男が死ぬ程嫌いだ。虫ケラだ。死ねば良いのにと思う。そのくらい嫌いだ。

彼はどういうタイプの車好きなのか聞いてみると、今までずっと実家暮らしだったので散々改造車にお金を費やしてきたらしい。隠キャのくせに走り屋もやってたらしい。アウト。

しかし、今はもうやってないらしいのでひとまず目を瞑るべきか?

 

現在の愛車は改造してないと言うので少し希望が見えたが、話を聞いてるとノーマルな車ではなく拘りの強さや愛着を感じたので嫌な予感。

「ちなみにさ、全然車詳しくないんだけど何て車種?」

まさかの予感的中。

元彼上地が購入した車と同じだったーーーー\(^o^)/

2人しか乗れず荷物を置く場もなく、車高が低くて乗り辛く、無駄にオープンカーになるスポーツカーである。

絶対ファミリーカーには代用できず、売る気も更々無さそうだったので結婚は無理と悟った要因の一つだ。

コイツに限ってはローンも全然残っているらしく、いけ好かない車の為に駐車代も掛かると思うと更に結婚は考えられない。

ニワカの上地と違って根っからの車好きとなると飽きる事も無いのだろう。

 

ここで無理と判断して切れば良かったのかもしれないが、他に候補も居らず、とりあえず舌出し男と比較してこちらを残す事になった。

 

お茶をしただけだと食べ方や食の好み等が解らないので来たる2回戦は夜ご飯デートを希望した。向こうが店探しをしてくれたのだが送られてきた候補は1つ。

お互いたいして飲めないのに居酒屋チョイスで萎えたが、コスパは良いのに汚い感じではなく、綺麗めで個室もある雰囲気だったので良しとした。

 

当日店に向かうと広めの個室に通して貰えたのだが、ほどなくして迷惑極まりない大規模飲み会が始まり、うるさすぎて会話何も聞こえず\(^o^)/

ただでさえ歯並び悪男くん滑舌悪いし声も小さいのに\(^o^)/

うるさいだけでなく煙草臭さも半端ない。

結局向こうが煙草の息苦しさに耐えられず早々に退店。笑

個室を出ると広い座敷一帯にガラの悪いオッサンから若い兄ちゃんまでヤンキー上がりの男達が飲み会をしていた。

なんなら他に客は誰も居なかった/(^o^)\

店選びが悪かった訳ではなく運悪くこの日に限っての事だろうに残念な感じに😂

 

そしてうるさくなる前に会話した内容はと言うと、

またまた車大好きアピール/(^o^)\

彼の人生において1番欠かせない事であり、それを許容してくれるのかチェックしたいのだろう。

前回は初回だったので一切否定的なコメントは控えた。とはいえ好感的な反応もできなかった為、ただ興味がないという感じに映っただろう。

しつこく車の話をしても筆者が全く乗ってこない為

「元彼さんとはドライブとかしなかったんですか?」

「しましたよ〜」

「車で遠出のデートとかすれば良いのに」

「しましたよ〜」

と謎のやり取りが何度か行われた。

車の話ばかりで良い加減嫌気が差している。

 

その後お互いの住居の話になった際、筆者と同じくらいの家賃なのに木造で1階で汚くて虫も出てアクセスも悪いコスパ最悪残念物件に住んでいる事が判明。

これは絶対家に行きたくないし付き合うのもやはり無理だな…。

「家交換してくださいよ〜」

「やだよ」

「えー交換してくださいよ〜」

だ、だるすぎる/(^o^)\

「駐車場付いてますか?」

また車の話かい/(^o^)\

 

現在愛車を実家に置いているらしく、早く駐車場付きの物件に引っ越したいようで、その為田舎方面に引っ越す事も考えている模様。

うん、もうナイ/(^o^)\

車好きな割には辺鄙な場所に住んでなくて会いやすい距離なのが良いと思っていたが、それすら無くなったら此奴にメリット無し!!!!!!!笑

 

「逆に今の家デメリットは無いんですかー?」と聞かれたので、ついにブッ込んでみた。

「大通り沿いだから夜中に暴走車がうるさくて眠れない…(←実際は寝てるけど)

マジで迷惑だから銃があったらベランダから撃ってやりたい…!!(←これは心からの本音)」

「撃たないでください〜!!」

「撃ちたい…!!!」

「撃たないで〜!!」

攻防戦が始まった。

やはり走り屋側の味方になるのだな。

今まで歯並び悪男の車の話に対しては一切否定しなかったが、あくまで世の走り屋に対しての感情という事でぶつけさせてもらった。

「夜中にうるさくて迷惑でしかないし暴走族と変わらないよ。スピード出し過ぎの奴は事故ったらどうするつもりなんだろ」

「運転慣れてるから事故んないんスよ」

「自分は慣れてるから大丈夫って思ってても居合わせた他の車や通行人が巻き込まれて事故死したらどうすんの!?取り返しつかないでしょ」

「ぃゃ〜それは…^^;」

「犠牲者が1人でも増える前に世の中から滅亡して欲しい」

男のロマンなんスよ。スピード出してる時の爽快感がクセになるってゆうか」

「自分の快楽の為に人様に迷惑かけたり犠牲者出したりするの有り得ないでしょ」

「ぅ〜…なるほど…まぁ僕はそんなスピード出し過ぎないけど^^;」

走り屋ってここまで言わなきゃ気付けない程自己中な思考回路なのだろうか。幻滅。

 

こちらも無理だけど向こうも自分の1番好きな事に対してここまで言われたら無理だろう。

 

と思ったら居酒屋を出た後

「どこ行きましょうか?お茶でもしますか」

2軒目行くんかーーーーーーーーーい\(^o^)/

時間もお金も無駄なので解散した方がお互い絶対良いのだけど、居酒屋を早々に出て集合時間からまだ1時間しか経ってないので帰るとは言いづらい。笑

カフェ探しに苦戦し、彷徨った末にやっと入れそうな店に入ると閉店時間30分前ですがよろしいですか?」との事。

逆に好都合!!!!!!

此処でも車の話をしてきて流石に勘弁。

終わり時間が決まっていて助かった。

 

こうして結局、初回は比較の為によく見えたのだが2回目で早々に無理判定となったのだった。

しかし口を瞑っている顔面はなかなかに悪く無いのでとても残念で、久しぶりに2回目のデートに繋げたというのにまた手持ちゼロになってしまって酷く落ち込んだのだった。

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