恋活戦記

独身アラサー女子の日々の戦いを記録。合理的に戦う方法と出会った男達を毒舌に紹介します。

女々しいアラフォー男①

行きつけの婚活パーティーはもう何度行っても同じメンツしか居ない事に嫌気がさしてオンラインの方に挑戦してみたものの、びっくりする程ちんちくりんのオンパレードという事で、

自分が現場主義なのを確信して再びオフラインの婚活パーティーに舞い戻ってきた!!!

 

しかしやっぱり同じ顔ぶれ!!!!!😂

 

消去法で初めましての39歳を指名した。

正直年齢的にアウトなんだが(というか36歳までの条件のパーティーのはず)見た目は若くて顔も悪くない。そして高身長。

非喫煙者だし土日休みだし条件的に問題はないのだが、、人見知りなのかコミュ障なのか、なーんーなーんーだー!!!!!この暗さは:(;゙゚'ω゚'):

 

猫背で視線は低く、笑顔もなく、ブツブツと話している。

こうゆうタイプは絶対ダメなのは解ってはいるが、他に選択肢が無くてやむを得ず!!!!!!笑

 

中間発表では選ばれなかったが、筆者が1位指名した事で最終投票では選んでいただき、カップリングする運びとなった。

 

この日かつてないカップリング数だったようで、ビルの外に出ると参加男性達がズラっと並んでいて異様な光景であった。

その中でも、堂々と立ってカップリング相手の女性を待っている男性達の影に隠れて探す気も無くスマホを見て立っている暗男

こちらからわざわざ探して声を掛けなきゃいけないのがなんだかなぁと思ってしまった。

 

声を掛けると挙動不審。ぎこちなく隣を歩いていて女性に慣れてない感じ。

目の前には熊がカップリングした24歳保育士(暗男情報)と歩いている。

お願いだ、どうか上手くいってくれ。そしてもう現れないでくれ🙏

 

店を決める決断力も無さそうだったので近くにあったフレンチを提案して入店!

↓この時に出てくるフレンチとはここの話に繋がるのである。笑

 

リードする力や決断力はゼロなのでメニューなども全部筆者が選ばせてもらった。

食べたい物も聞かずに「適当に頼んじゃってい?」と全部勝手に注文する男(そんでもって割り勘)よりは選ばせてくれる男のが良いだろう。

 

「なんか‥あんまりテンション高く話してる感じじゃなかったから選ばれると思わなかったです」

と言われたのだが、その低いテンションと暗い喋り方でこちらだけテンション高く対応しろって言うのか!????笑

 

いやもちろんできるのだよ。省エネモードをオフにすればできるのだよ。こちらだけ頑張ってテンション高く頑張る事も。

婚活パーティーで他の女性は割とそうやって君に対して頑張っていたのだよ。そのせいで自分は喋れないし笑えないくせに女性は明るく笑顔で話すのが普通だと勘違いしちゃってるコミュ障男が溢れ返ってるんだよぉぉおおおおぉぉおおお!!!!!!!!◝₍ᴑ̑ДO͝₎◞

 

と心の中で思いながら「テンションは相手に合わせます^^」と返した。暗男はそこで初めて自分のテンションにハッと気付いた様子だった。

 

暗男は今まで様々な婚活パーティーに参加してきたらしく、そこで昨年彼女ができたが別れてしまったので久しぶりに参加したそう。

筆者も散々参加してきたので婚活パーティーの話題でひたすら盛り上がった。

暗男はあそこのパーティー会社は良いとか悪いとかスタッフの〇〇さんが嫌いだとか婚活パーティーで詐欺みたいなものに遭っただとかを得意気になって話している。主に愚痴。

パーティー中は無口だったので饒舌になってなによりなんだが、なんとも言えない居心地の悪さ。

暗男は話し出すと相手の台詞が入る隙間を作らせないのだ。

仕方なくただただ聞いていると永遠に話が終わらない。

もう重なるように割り込んで話すしかなく、そうすると止まる。それを繰り返す会話であった。

たぶん、会話がシーンとしてしまうのが怖くてひたすら喋り続けているのだろう。

 

居心地の悪さのもう一つに、目がすごい勢いで泳いでいる。

ちょっと恐怖を感じるくらい高速で動いているのでその事を言うと自覚がなかったようで酷く落ち込んでいる。

とにかく自分に自信が無いらしい。

しかしそのおかげで客観的に自分を見ようとしているし、女性目線で男性のダメなところを把握しているし、自信過剰でナルシストで女を見下している男よりずっと良いと思った。

 

暗男は婚活パーティーの出会いと言えど、ちゃんと恋をして付き合いたいと乙女な考え方を持っていた。

筆者も割りかしロマンチストなので理想はそうだ。

しかし婚活パーティーの出会いでトキメキはないし、大人になってから恋するのは難しい現状を話すと

「僕は今もドキドキしてますよ?」と言われ、

えーーーーーーーーーーーーーー何故( ´_ゝ`)(ドン引き)

こっちはひたすら暗男の婚活の愚痴を聞いてるだけなんだけど。笑

 

アラフォーがかなり歳下の気になる女性相手に割り勘だったらブチギレだなと思っていたが、ちゃんとトイレに行ってる間にお会計を済ませてもらいガッツポーズ。帰り方面が逆なので店の外で別れる前に少し会話をしたら、また暗男の得意気マシンガントーク再来_:(´ཀ`」 ∠):

1時間が過ぎても終わる気配が無く(奢ってもらうと無碍にできなくなるのよね)最後はもう「明日早いんで!」とシャットダウン。

クタクタになった帰り道にナンパ野郎にストーカーされるというとんでもない日であった。

 

帰り際にLINEを聞かれたのでQRコードを読み取ってもらったのだが、その後何も来ず。

もう諦めたんかな?と思っていると

数日経ってからお礼LINEと「ぜひまた食事に行きましょう」がきた。

とにかく自信が無く受け身の暗男の事だからきっと筆者から連絡がくるのを待ってたんだろな。奢ったんだからそっちからお礼LINEよこすべきだと思ってたんだろな( ̄▽ ̄)

自分がQR読み取ったまま放置している事に気付かずに。笑

 

こちらもお礼と「ぜひまた♪」と社交辞令を送ると「お盆休みはいつですか?」ときた。

日にちを決めにこようとしているがそうはさせん。

「夏休みは自由に日にち決めるのでお盆休みって訳ではないです!笑」と送ると

「自由に決められるのは良いですね!今年は梅雨明けも遅く、コロナもあってあまり夏らしく感じませんが、できる限りのエンジョイしたいです✨」エンジョイ宣言がきたので、心の中でエンジョイできるといいねと言ってLINEを閉じた。

 

後に聞いた話。

1日待っても筆者の返信が無いのでブロックしたらしい。笑

 

→つづく

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