恋活戦記

独身アラサー女子の日々の戦いを記録。合理的に戦う方法と出会った男達を毒舌に紹介します。

マスクの罠

半年ぶりに参加したパーティーでまたもや熊が出没して絶望した訳だが、ちゃっかり人気ランキング1位を取り、消去法で1人だけ選んだ人と見事カップリングした。

 

同い年、177cm、ノースモーカー、住んでいる駅は筆者の定期圏内、大卒、年収600で設計の仕事と条件は申し分ない。

イケメンではないがブサイクでもないし、髪もちゃんとあるし、太ってもいない。

 

パーティーが終わったのが丁度昼頃だったのでカップリング後は自然とランチに行く流れかと思ったが、外のカップリング待ち合わせ場所(←パーティー主催者が指定する)で落ち合うと「また今度ゴハンでも」と連絡先交換をしようとしてくる。

この後予定があるのかな?と思ったが聞いてみると特に無いらしく、改めて後日わざわざゴハンに行くくらいなら今会っているついでにゴハン行って今後も会うか見極めた方がお互い効率的ではないかと思い、誘ってみると行く流れになった。

 

彼はとても真面目で穏やかで丁寧な話し方なのだが、どうも歯切れが悪い。

パーティー中に筆者のプロフィールカードの勤務地記入欄を指して「ぁ、一緒ですね…!ふふふ^^」と小声で言われたのだが、どう見ても同じではないので聞こえなかった振りをして「ぇ?なんですか?」と聞き返すと、「これ^^」と指差してニコニコしている。「これが…なんですか?」と再度聞くと「僕も^^」と、ちゃんと答えようとしないのが焦ったい。

 

彼はとても恥ずかしい勘違いをしている。

確かに彼の勤務地の地名にも「港」という漢字は入っているが都内から離れたマイナーな地区で、こちらは天下の港区なのである。間違いを指摘しづらいから自分で気付いてくれ。

しかし、ニコニコされたままずっと気まずい空気が流れているので、ついにこちらから指摘すると笑って無かった事にしている。プライドは無駄に高そうだ。

 

ランチでは4人席を対角線上に座り、料理がくるギリギリまでお互いマスクを付けていた。無駄に距離を詰めてくる男も居る中で感染リスクをちゃんと考えてくれるところは好感度大だ。

 

しかし、ついにマスクを取った瞬間

恐れていた事が起きた。

 

口元不細工だったーーー😂

 

アプリのプロフ写真でよく口元を隠している人が居るが口元不細工の恐れが否めない為、目元イケメンでもマッチングさせない事が多い。

アプリのデメリットは会ってみないと判らないというところであり、逆にパーティーのような1回対面してからマッチングができるところは外見をちゃんと確かめてから選べるところがメリットだった。

 

しかしコロナのこの状況になってからはマスク着用が当たり前になって面会しているのに顔がちゃんと解らないという問題が起きている。

 

まだ参加した事は無いが、もしかしてオンラインパーティーを選んだ方がマスク要らずで正解なのかもしれない。

 

筆者がよく出会う口元不細工とは

・歯並びガタガタ

・すきっ歯

青髭

・顎でてる

・だらしないフェイスライン

などだ。

 

今回は歯並びガタガタで顎が短すぎるパターンであった。

正直、好きにはならないであろう。

しかし、これだけ条件に問題の無い人材が今後現れるかは解らない。

異性としては見れないが真面目で誠実で穏やかで性格も結婚向きである。

高望みせず大人しくここらで決めたらきっと長い目で見ると幸せな人生選択になるのだろう。

 

地味で女性経験も少なそうだが、エスカレーターに乗る時や店で席に座る時などのレディーファーストの嗜みは身に付いていて、会計もちゃんと奢ってくれる。

 

リスタートしたばかりで他に候補も居ないのでとりあえず継続して会う事にした。

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