恋活戦記

独身アラサー女子の日々の戦いを記録。合理的に戦う方法と出会った男達を毒舌に紹介します。

一ノ瀬の陣(2015年後期)前編

あれは確か、活動が本格化する前の4年前の合コン。

 

友達P子に誘ってもらったのだが、女幹事はP子の友達で初対面。もう1人その子の友達でアイドルのような若くて可愛い子も来ていた。

 

女幹事を先頭に店に入っていくと、女幹事はメンズをチェックしてから私とP子を奥の席に座らせた。

目の前を見るとイソジンのカバのキャラクターにそっくりの男が居た。しかも苗字にカバが付く為あだ名がカバちゃん!!!

なんという奇跡だろうか。。笑

 

彼が幹事のようだが、女幹事は最初挨拶したのみで一切カバと話そうとはしなかった。

 

残念男達オンパレードの中、本当に友達なのか疑ってしまうレベルに1人だけジュノン系のキラキラ爽やかお洒落男子が紛れているのが一目で確認できた。

女幹事は幹事の特権を使い、ちゃっかりイケメンの前の席をゲットしたのである!!!!!笑

 

4:4なので友達同士の筆者とP子、女幹事とアイドルという分かれ方になったのだが、席替えも無く全体で会話する事もなく、終始2:2グループ体制という完全イケメン遮断地獄であった…( ꒪⌓꒪)笑

 

元々数合わせで呼ばれたのだろうけど

女幹事のイケメンとの出会いの為に繰り出されて同じ参加費払ってムサい男達の相手をする2時間って納得がいかない!!!!!!!o͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡╮( ꒪⌓꒪)╭o͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡͡

 

 

この時初めて、筆者に野心が生まれた。

 

今まで女同士気まずくならないように空気を読み、傷付きたくないから気になる相手には自分からは一切攻めず、控えめにやり過ごしてきたけど、それじゃあ駄目なんだと気付いた。

 

ここは戦場だ!!!!!!!

 

この場に居る女子は皆敵であり、蹴落としていかなければ勝ち上がれない世界なのだ!!!!!!

 

P子、筆者、女幹事、アイドルという席の並びだった為、イケメンは斜め前に座っていた。

目の前の残念男達のつまらない話に笑顔で適当に相槌を打ちながら、必死に片耳だけに神経を集中させてイケメンの話に耳をすませた。

 

すると、なんと住んでるところが近い…!!!

 

しかも、職業も近い…!!!!

 

そして、苗字が……なんと……

 

一ノ瀬…!!!!!!!!!!!!

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今まで散々二次元の世界で拝見してきたけど

まさか現実でお会いできるとは…!!!!!(;´༎ຶД༎ຶ`)

カバといい一ノ瀬といい、ビジュアルと名前がピッタリすぎて驚く。笑

 

これは意地でも取りにいくしかない。

 

一ノ瀬狙いとバレないようにちょいちょい隣の2:2グループの会話に首を突っ込んで、全員と話したがる明るくてフレンドリーな女を演じた。

 

結果、女幹事に気に入られてその後も合コン要員として呼ばれる事になる。予想外。

 

急に肉食化を遂げた筆者はまず、帰りの電車でP子に一ノ瀬狙い宣言をした。

よく考えたら、生まれてから一度も女友達に誰々くんが好きとかいう話をした事がなかった。

自分の好意を人にバラして得は無いと思っていたし、自分からいけるタチではないので宣言してライバル達とバトろうという気も更々無かったのだ。

 

しかしもう、そうは言っていられない。

自ら行動せねば理想の人と付き合えないと悟り、初めて合コン後に自分から食事の誘いを申し込んだ。

 

→つづく

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