恋活戦記

独身アラサー女子の日々の戦いを記録。合理的に戦う方法と出会った男達を毒舌に紹介します。

10年前のあの日を振り返る⓭ 〜解明編〜

→つづき

 

ケバ子と手帳を照らし合わせて違和感だらけの1ヶ月半を振り返った。

あれだけクオ田と頻繁に会っていたというのに信じられないような同時進行が行われていた。

同じ時間軸とは思えない。

 

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別れる事になった引き金は10/30のオープニングスタッフ飲み会での筆者のドン引き発言だと思っていたが、その前からちょくちょく周りに愚痴は溢していたようだ。付き合っている事は伏せたまま。

その為には「アイツ勝手に付き合ってると思い込んでるんだよね笑」と言う必要があった訳だ。

 

翌日10/31に不思子から怒りの絶交第二弾を発せられ、全く意味が解らずクオ田の言う事をただ信じたが、不思子に信じてもらえないと言う前に筆者がまず不思子を信じなかったのが問題だった。

不思子の言う通り、筆者が秘密をバラしたと言ったのはクオ田であった。

 

濡れ衣を着せられたのは前日筆者が酷い事をしてしまったからそれの仕返しなのかなと少し仕方ないように思えたが、今思えば付き合う前の最初に不思子に絶交された時はどうだったのだろうか。あれもクオ田の仕業だとしたらサイコパスすぎて怖い…。

 

その夜クオ田に話を聞いてもらいたくても連絡がつかなかったが、この夜はケバ子とノッポとダーツバーでオールをしてその後家に2人を泊めたらしい。

この時は家主であるクオ田と女子であるケバ子がベッドで寝て、ノッポが床で寝たのだそう。

付き合ってもないのにそれはおかしいだろう😂

ただクオ田の家のベッドはクイーンサイズでかなり広いので理屈も解らなくはない。

後にノッポの証言で「この時絶対2人なんかやってたよ!笑」と聞く事になるが。

 

筆者が他の人を泊めて欲しくないというのをずっと守ってくれていたが本当は我慢の限界だったのかもしれない。

泊めてほしくないと言わなければ秘密にもされなかったのかもしれない。

考えても無駄な後悔ばかりがよぎる。

 

さらにその翌日の11/1

朝まで連絡がつかない上に筆者との映画デートに遅刻。ご飯も食べずに夕方に帰されて何かがおかしいと思い始めた違和感ラビリンスの序章。

この日はケバ子達が朝まで泊まってたから連絡がつかなかったのだが、夜もケバ子と叙々苑に行ったらしい。

なんだか場所も会う頻度も自分の付き合い始めと被る。

 

11/2

この日バイト後にクオ田の家に行く際に何故か印象に残った「散らかってるかも」という台詞。

今まで筆者以外誰も入れていなかったのに、他の人を入れたから勘付かれるかと心配しての台詞だったのだと謎が解けた。

 

11/4

バイト後、更衣室に居るとわざわざ呼び出され「この後渋谷に飲みに行く」というクオ田と、「今日友達の家泊まるから!」と帰り道に不自然な場所で急に曲がった挙動不審のケバ子にこれまでにない違和感を抱き、考えすぎて気付けば知らない場所に居た筆者。

この時はまだケバ子の事を怪しんでもいなかったのに最悪の予感は見事的中していた。

女の勘って何故こんなに精度が高いのか😂

 

この日はケバ子以外にノッポと小太男を誘ってクオ田の家に泊まったらしいが、皆には筆者がウザいからバレないようにと言っていたらしい。更衣室でケバ子と一緒に居る時にクオ田に呼び出されて筆者は良い気分だったが、ケバ子は事前に筆者が呼び出される意味を知っていたと思うとなんて惨めなんだと当時を振り返った。

 

11/6

クオ田と共にバイトが23時上がりだったのでご飯に行き、この日は泊まらずに終電で帰った。

 

実は、

この後24時上がりのケバ子を誘って家に泊めたのだそう。(ケバ子は24時上がりという特殊シフトであった)

全く予想だにしていなかった。

この日初めてケバ子1人で泊まったそう。

 

11/7

朝クオ田とケバ子が一緒に出勤してるところを見て、道の途中で会っただけだろうと言い聞かせていたが、2人の空気感が明らかに変わっていたのはつまりそういう事だったのだ。

筆者が処女を捨てた時も付き合っているのを隠しているにも関わらず何故か皆にバレたのだが、見ただけで悟ってしまう感覚がようやく理解できた。

 

ケバ子に声を掛けただけで猛ダッシュで逃げられたのは、クオ田から筆者に付き纏われているという話を聞いていたから、筆者の好きな人なのに気まずいというところだろう。

しかしまだこの時点でケバ子は付き合っていなかったそう。

 

この日は不思子とバトり、帰宅後不思子の衝撃メールに震えが止まらなくなり、クオ田にとにかく会いたいと伝えたが叶わなかった日だ。

電話をすると後ろでガヤガヤしてるなと思っていたが、不思子、ケバ子、ノッポ達と遊んでいたらしく、筆者から会いたいとしつこく連絡がきてキモいと笑い者にしていたそう。

この日もケバ子を泊めたようだ。

 

11/8

一睡もできぬまま、ひたすら夜まで待ってやっと会えたのに冷たくされた日。家には入れてもらえずホテルに行ったが、距離を置こうと言われた。

この日、ケバ子に合鍵を作って渡したらしい。

 

11/9

「友達になるのは待って」とメールがくる。

 

11/11

「ごめんね」とメールがくる。

 

11/12

「大好き」とメールがくる。

意味が分からず微妙な反応の返信をした。

この時、なんとケバ子にも同じ時間に同じメールを送っていた…!!😂

ケバ子は「嬉しい♡」というニュアンスの返信をしたらしい。

これは同じメールを送って反応を見て、どっちがいいかジャッジしていたのだろうか。

この時の返信を間違えなければ…と思った。

 

11/14

無理矢理呼び出されてクオ田とケバ子が来るのを夜中1時まで待った上に3時に解散させられた屈辱の日。

哀れな筆者は机の下で足を突かれて喜んでいたが、なんと同時にケバ子にもやっていたそう😂😂😂

本当にとんでもねえ野郎だ。

3時に渋谷のクラブに行くというのはもちろん嘘でケバ子と自分の家に帰ったそう。

よく考えれば3時とか電車動いてないしなって2021年今現在気付く。

 

終電も終わった時間まで待たしてタクシー代も出さずに自分達はちょっと顔出して好きな時間に帰って寝るって本当に許せない。

距離を置こうと言ったくせに筆者を呼ぶ意味はなんだったのかとケバ子に愚痴ると「面白いからとしか考えてないよ」と苦笑した。

知ってる。そういうクズな奴だって。

でも自分は例外だと思っていた。

交際現在進行形のケバ子は今もそう思っている。

どんなに性格が悪くても自分に被害がなけりゃ一緒に居て楽しいから問題ないという考えに侵されてしまう。それがクオタ教信者の闇だ。

 

11/16

急に電話がきて「好きだから待って欲しい」と言われ、信じて待つ事に決めた日。

まさかのこの日にケバ子と付き合う事になったのだと言う。

 

そしてバイト先にケバ子と付き合ってる事は公表しているらしく、筆者にだけは秘密にしといてと言っていたらしい。

筆者がクオ田のストーカーだから逆上するのを阻止する為と言えば皆は納得な訳だ。

だからあんなに2人の距離が近くても周りは何とも思わなかったのか。

 

11/19

いつまで待てばいいのかメールで聞くと「別れよう」と言われ、訳が分からなくなる。

クオ田は筆者をキープしてケバ子と天秤にかけていたが、ケバ子と付き合えたら筆者は要無しになった訳だ。

 

11/22

ちゃんと会って話して別れたいと思い、この日会う予定だったが熱が出たと言われる。

実は熱は嘘でケバ子、不思子、ノッポ、他数名と飲み会をしていたらしい。

筆者が心配して何度も電話を掛けていた時、ストーカーだと皆の前で笑いのネタにしていたらしい。許せない。

 

12/10

クオ田の口から不思子の誤解を解いてもらうよう約束したのに不思子の態度は相変わらず。

むしろ不思子と決裂してから何度もクオ田に仲裁をお願いする度に関係が悪化している気がしていた。

これはクオ田が筆者と不思子それぞれに相手が悪く言っていたと嘘を吹き込んでいたのだ。

その度に筆者も不思子なんかどうでもいいと思うようになってしまっていたのだ。

 

12/15

バイト後、筆者と冴えない男を誘って1時間だけダーツに行ったのは、24時上がりのケバ子を待つ為の時間潰しだったのだ。

 

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ノンフィクションのドキュメンタリーなので違和感の伏線が全て回収しきれていない事はご了承ください←

 

全てのタイミングや流れがクオ田に都合よく、筆者が一番苦しむように上手く進行したのは偶然なのか、はたまたクオ田のシナリオ通りなのか。

 

不思子に絶交されて疲れ果てて誰かに縋りたいタイミングでクオ田と付き合った。

 

毎日のように会いたがるクオ田を優先していったら他の人との交流がなくなり、自分には彼しか居ないように思えた。

 

筆者がシフトを薄くしている間にケバ子がシフトを増やしていてクオ田と仲が深まっていっている事に気付かなかった。

 

筆者の事をクオ田が嫌になり始めたタイミングでケバ子が住む所に困っていたから同棲が始まった。

 

筆者がクオ田の家に荷物をほぼ置かず、男らしいシンプルな部屋の雰囲気を損なわぬよう気を遣っていたせいでケバ子に全く女の気配を感じ取られなかった。

 

不思子に再び絶交された事によって味方になってくれないクオ田とぶつかって自然と距離を置く流れになった。

 

バイト先のイベントで選ばれたのがクオ田とケバ子だったので2人で一緒に居る事が不自然ではなかった。

 

別れと不思子からの虐めとケバ子との疑惑とクオ田の弄びが一気にきたせいで最大限に苦しみを味わった。

 

クオ田以外の人と交流が途絶えていたせいでバイト内で自分が悪く言われている事にもケバ子と付き合っている事にも気付けず、判明に別れてから1ヶ月も掛かってしまった。

 

 

何かのタイミングが合わなければもっと怪しんでいただろうし、最悪の事態を防げていたかもしれない。

 

筆者を陥れるクオ田の策略もあったのかもしれないが、それだけではなく

自ら交際を隠し、シフトを薄くし、会う日数を減らす宣言をし、不思子と直接話すことから逃げた。

自ら選んだ行動も全て後に自分の首を絞めるように上手くできているのが悔しい。

 

ひとつでも違えばこの最悪な運命は変わっていたのに。

 

尋常ではないタイミングの悪さはこの先もまだ続くのだった。

 

 

→つづく

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