恋活戦記

独身アラサー女子の日々の戦いを記録。合理的に戦う方法と出会った男達を毒舌に紹介します。

AI以下のコミュ障男②

実際ハカ瀬に会ってみると、身長はサバ読んでいなかった。身長さえ聞ければオンラインの出会いも怖くないと思っていた。

 

が、

 

髪が薄い人によく見られる頭皮の半端ない汗ばみ&僅かな髪の毛が汗で地肌にへばりついていて清潔感がない!!!!!!😂

 

画面越しではまさかハゲとは思わず、前髪イケてないから付き合うとしたら何とかしたいなと思っていた。

オンラインだと顔が解ると言えど、肌の汚さや脂ギッシュさやハゲ感など解りにくいのが欠点だ。

 

ハカ瀬は緊張しているようでオンライン上よりもコミュ障を爆発させていた。

もちろん笑顔は一切無い。

オンラインではキャラに似合わずよく喋ると思っていたが、実際会ってみたらキャラ通り会話下手で無言が続く。

お店の席は向かい合わせではなくL字だったのが救いであった。

筆者は無言を気にせずに割り切って食事を楽しんでいたが、ハカ瀬は無言の空気にどうしていいか解らずひたすら挙動不審で1人でずっと頷いていた。

無言になった時に1人でひたすら頷くというのは極度のコミュ障の証拠である事が今までの検証で明らかになっている。

 

幻滅したのはそれだけではない。

頭が良くて高収入だろうと思われる研究職に魅力を感じていたのだが、昨年までは派遣だったらしく現在は正社員に転職したが早く辞めて副職だけで食べていけるようになりたいとの事。

 

副職って何をやってるのか聞いてみると、

「土日にBBQやら飲み会やらイベント開催をしていて」

 

まさかのお前もイベンターかぁぁああああ!!!!!!\(^o^)/

 

え、そのコミュ障具合でどうやって人集めるの???

大勢の中で仕切れるの????

驚きを隠せない筆者。

 

「最初は苦手だったけど友達と一緒にやっててだんだん慣れてきた。実はこれでも元々コミュ障だったんだよ

いや、それはそうだと思ってたけど(むしろ過去形ではないかと)

心の声が出てしまった。というかあえて出した。

意外だろうと言わんばかりのハカ瀬だったがコミュ障を見透かされてたと気付くと急に焦り出して余計コミュ障モードに。

「思った通りですこんな感じですこんな感じです…」とヤケクソになって笑いながらボソボソ言っている。

 

高収入だからこんな高そうなエリアに住んでいるのかと思いきや、友達の家に居候してそのまま長年住みついているらしい。

部屋が分かれてる訳でもなく広めの1Rに男2人で住んでいるんだとか。。

イベンターC男然り、最近そうゆうパターンばかりだな😂

良い歳なんだからせめてシェアルームとしてそれぞれ自分の部屋がある物件を借りてくれ\(^o^)/

恋人でもないのに友達の家に住み着く男多すぎだろ\(^o^)/

どおりで自宅ではなくレンタルスペースでオンラインパーティーに参加していた訳だ。(レンタルスペースは無料らしい)

 

パーティーでハカ瀬を選んだポイントに、苗字と身長、年齢、居住地だけでなく、中学時代陸上部だったという筆者との共通点があった。

いかにもインドアでオタク気質な理系っぽい雰囲気だがちゃんとスポーツもやってたという事に安心したのだ。

 

沈黙の中、何か会話をせねばとハカ瀬は

「同じ部内に全国(大会)いった人も居た」と自分の事かのように自慢をしてきた。

すごーい!と言われる事を予想していたのだろう。

「私も同じ学年の部長が全国いってたよ」と言うと、筆者の話は完全スルーで

「種目は幅跳びでさ」と自分の話だけをピックアップして続けてくる。

もう会話のキャッチボールができない/(^o^)\

自分の話をひたすら続ければ会話として成り立つと思っているのか。

オチもないので筆者も反応に困り、また無言になり、1人で頷きを繰り返す。

 

会計は1人2000円程だったが、目の前でまとめて払ってくれたのでいくら払えばいいか聞くと、しばらく悩んで「2000円だけ貰っていいですか?」

「だけ」じゃなくて割り勘だから奢った風にすなや\(^o^)/

 

もう二度と会う事はないと思って帰路に着いた。

 

→つづく

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