恋活戦記

独身アラサー女子の日々の戦いを記録。合理的に戦う方法と出会った男達を毒舌に紹介します。

戦場で出会ったイベンター主催の荒野①

A君はオンライン合コン後も普通にデートに誘ってきた。

え、彼女できたんだよね??笑

確かに彼女居ても普通に合コンするって言うてたけども!!

 

ただ悪い人ではなく、

筆者がオンライン合コンの人選に文句を言ったり←

2人でzoomをした時にA君の考え方に説教したり←

していたのに気を悪くする事もなく穏やか。

そして懲りずに誘ってくれるのだ。

 

彼女が絶えない理由を聞くと

「だって世の中に素敵な人が多すぎるから!」

と答えるA君はきっと良い人なのだろう。

世の中しょうもない男しか居ないと思ってしまう筆者はハッとさせられた。

まぁそう答える人程浮気しそうだけど。

 

2人で会う気は無いが、新たな出会いの為にL子を誘ってA君が主催する荒野イベントに参加する事にした。

そこは東京の夜景が目の前に広がる最高のロケーションでだだっ広いお洒落なBBQ会場だった!!

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野外で換気もできているし最高ではないか!✨

 

会場に着くとA君とリアルで初対面!!!

とても感じが良くてフレンドリーで好青年であった。

肉はメンズが焼いてくれるとの事でひたすら肉待ち←

ざっと見回してタイプな人は居ないので軽く世間話をしながら食べる事に集中していた。

 

すると乗り込んできた若者2名が二手に分かれてL子と筆者にガンガンと込み入った質問をして距離を詰めてきた。

目的不明な意識高い系よりも、いかにも女として見てきて狙ってくる感じが分かり易くて健全だ。しかし、面倒臭い。

「今日何してたんですか?」

「どこの店ですか?」

「何食べたんですか?」

など質問に答えると永遠にどうでもいい質問が派生する。

そして距離が近い。

 

離脱して1人椅子に座っているとまた新たな刺客が来てガンガンアプローチ。

ありがたいんだけど距離が近くて無理だ!!

 

雰囲気は楽しめたが結局収穫は無く、閉会後そそくさと会場をあとにした。

駅までは真っ直ぐに続く道をひたすら15分ほど歩くのだが、歩き始めると後ろから3人程男が走ってきて囲まれた。

女性にあまりアプローチする事なく肉を焼いていたイケてない系メンツだ。

距離が近く歩く速度が遅いので、巻き込まれてなかなか進まない事にウンザリする。

「あの、早く駅のトイレ行きたいんで急いでいいですか⁉︎」と言って振り払ったが、気持ち悪い男が1人だけついてきた。

「友達みんな置いてきちゃったけど大丈夫ですか??」とL子が何度も聞く。

「大丈夫です大丈夫です」

いや、友達の方に行けって言ってるんだよ。笑

「私達急ぐんで」

「僕もトイレ行きたいんすよ!」

「じゃあどうぞ私達に合わせず先行ってください!笑」

「いや漏れそうであんま急げない!」

とか言って意地でも一緒に駅までついてくる。

ここまで拒否られてるのに一緒についてくるメリットあるか?

 

ストーカー撃退の回でも学んだ通り、同じ速度で一直線をひたすら歩く場合いつまでもついてくる。

立ち止まったり走ったりリズムを崩すべきだった。

 

駅に続く狭い階段でL子と2人で横並びになり、あえて2人だけで会話をして入りづらい空気にすると階段を上がった瞬間、「あ〜漏れそ〜マジで」とか言いながらまた横にくっついてきた。キモすぎる。

「ならマジで行って。…いいから行け!!!と最後筆者がブチ切れながら言うと、仕方なさそうにちょっと進みながら名残惜しそうに振り返ってくる。キモすぎる。

「マジで邪魔だから!!!!」

シッシと手で払うと悔しそうにしながらトイレに走って行ったが秒でUターンして友達を探しに行った。解ってはいたが漏れそうと言うのはうちらにくっついて来る為の嘘だ。

地獄の15分であった。

 

良い出会いは無かったがBBQの雰囲気は楽しめたし、実際A君と会ってみて好印象だったし、友達として仲良くしていこうと思えた。

 

1ヶ月後、オンライン婚活パーティーに参加する度毎回A君が居てウンザリする事になるのをこの時はまだ知らない。笑

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