25歳で彼氏と別れた。
いくらでももっと良い人居ると思ったし
まさかその後こんなに長く苦戦するなんて思ってなかった。
私は25歳にもなって夢見る夢子だった。
周りがもう落ち着きたいと言っている時に
「私は恋愛を楽しみたい!!」
「できれば自然な出会いで恋に落ちたい♡」
と思っていたのである。
今思えばあの頃からガッツリ恋活に励めば良かった。
友達の誘いでフットサルに参加したり
BBQに参加したり飲み会に参加したりはしたが
そんなに頻繁にあるものではないし、
ないからって主体的に動こうとは思わなかった。
20代前半まではそれでなんとかなってたのだ。
しかし受け身でただただ生きてても
歳ばっかとって何も起こらない事に気付く。
そもそも自然な出会いの場=恋愛目的ではない集まりなので、なかなか恋愛に発展するのは難しい。
自然な出会いって都市伝説?
私は諦めて恋愛するための戦場に出る事に決めた。
今までどこか彼氏が欲しいアピールをするのはモテないみたいで恥ずかしいと思ってた。
しかしそんな事は言ってられない。
1人ではどうにもならない。
プライドを捨てて周りの友達に合コンを頼み、
紹介を頼み、そして街コンにも参加してみた。
- 合コンは友達同士の繋がりで気軽に行けるが、1日で4人程度しか会えない上に、全員ハズレでも2時間やり過ごさなくてはいけない。会計も奢りなのか割り勘なのか最後まで分からなかったりする。また、良い人が居ても友達がライバルになってしまう。
- 紹介は友達の信頼もあって安心だし上手くいけばトントン進むが、微妙だった場合に断りづらい為、なかなか頼むのも慎重になってしまう。
- 街コンはいつでも行きたい日に申し込めて、複数人と会えるし、男女2×2で話も盛り上がりやすい。しかし会場に良い人が居ても席は選べなかったり、店移動で時間が無駄になったり、進行係によってはグダったり。何よりゴハンがショボい割に参加費が高い!そしてコミュ障な男子が多い。
そんなこんなで色々行ってみたものの、
あまり良い人とは出会えず。。
これはもう運だから、
数打つしかない!!
と私は思ったわけです。
しかし数打つにはお金がかかってしょうがない。
お金をかけずに空いた時間をすべて出会うために使いたい!!
と思って私が行き着いたのが相席屋でした。
それはもう店員さんに覚えられるほど通いました。
- 相席屋は何より女子が完全無料ってところが素晴らしい。その上食べ放題飲み放題で充電もできます。ただ混んでると何時間待ちだったり、逆に空いてるとまったく相席できず何時間も席で待つ事になったり。最初の頃は近い年齢でマッチングしてくれたけど最近はそういうのもなくオッサン率高め。キャバ代わりに使うサラリーマンもいる。遊び目的の人も多め。
いくら無料と言えど、タイムイズマネー。
相席する人は選べないからなかなか上手くいかず。
自分の好みの人と話すには立食形式にするしか!
と思い、今度は立食形式の恋活パーティーや出会いのあるスタンディングバーに繰り出すことに。
- 立食形式の恋活パーティーは街コンと同じでいつでも行きたい日に予約できるし、友達が居なくても1人でも参加可。自由に動けるので良いなと思う人に声を掛けれるし、逆に苦手な人に声を掛けられても逃げられる。問題は自分がどれだけ頑張れるか。早い者勝ちだし肉食じゃないと勝つのは厳しい。座る席もないので気力と体力の勝負。
- スタンディングバーはお酒の値段もお手頃で時間に縛られず、出入りも自由。ただ場所や時間によっては爆音が流れ、クラブ化する。ただ飲みたいだけの人や踊りたいだけの人、遊び目的の人が多いチャラめスポット。
結局、好みの人と話せても相手が遊び目的では意味がない!真剣度の高い出会いの場に行くしかないのか…!!
と思い、ついに婚活パーティーに1人参加。
- 婚活パーティーは男性は高い金額を払っているので真剣で積極的な人が多め。席を回転させてその会場の全員と話す事ができる。ただ、モテなさそうな人ばかり。全員生理的に無理な事もしばしば。1人1人の交流時間が少なく人数が多いので、疲れるし覚えられない。マッチングせず帰る時の虚しさたるや。
どの出会いの場もどんな人が来るか解らず参加して、良い人と出逢えず虚しく帰宅。
なかなかデートまでいかない。
非効率的。
ずっと抵抗があったけれど最終的に一番効率がいいと行き着いたのがマッチングアプリ。
- マッチングアプリは条件で検索できるからスペック重視の人はピッタリ。忙しい人でも出会いの場に行かずに探せて、時間もお金も無駄にならない。最初からデートにこぎつける。問題点は写真じゃ見た目が判断出来なかったり、会ったらイメージと全く違う事も。知らない人といきなり2人で会うのもリスクが高い。
ほかにもバーに行ってみたり恵比寿横丁に行ってみたりコリドー街に行ってみたり戦友と日々模索中。このへんの話はまた今度。
いろんな人と会う度に自分の譲れない部分がハッキリしてきて、いろんな人のいいところだけを記録して理想は高くなり、年々若さを失う恐怖と時間だけが過ぎていく焦りで空回り。
気付けばあの頃落ち着きたいと言ってた友達は続々と結婚して、共に戦場に向かう仲間もほぼ居なくなってしまった。
こんな30手前で惨めな思いするならもっと早く頑張るべきでした。
どんどん自分の価値は下がってて
それに比例するように良い人もあまり残ってない。
それでも希望は捨てずに今日も戦う。
休みなく戦い続けるしかないのだ。