恋活戦記

独身アラサー女子の日々の戦いを記録。合理的に戦う方法と出会った男達を毒舌に紹介します。

「他は?」で会話を繋げる男

→つづき

 

次に来たのはV系ってやつなのか?コスプレイヤーなのか?よく解らんが常人ではない事が一目で解るクセのある身なり。

高い声で中性的な雰囲気の自分が好きって感じの今時男子。やたら自信に満ち溢れている。

 

「いくつなんですか?^^」

「…あなたはいくつなんですか?^^」

「……アプリ見ますね!」

※THE SINGLEアプリで相手のプロフィールを見れば年齢が確認できるのである

「…やっぱ自分から歳言うの抵抗ありますよね!笑」

「…いや別に言ってもいんですけどね」

じゃあ言えよ\(^o^)/

何故自分は言わずに当たり前に相手には言わせようとするのか。

 

「え!見えないですね…!20代半ばかと思ってました…」

「はは…ありがとうございます」

この年齢を突き付けられたら「見えないですね」と言うしかないよね。だから嫌なのよ。

「若く見えるって言われません??」

「言われますね←」

ここで否定すると永遠に「いや絶対若く見られるでしょ!」みたいなやり取りが終わらないので最近はすぐ肯定。笑

自分の見解が世間とズレてないか、普段から若く見られるのかを確認する男9割。

故にこのやり取りは通算100回を超えている。

ちなみにコイツは27歳であった。

 

「何フェチですか?」

「え…なんだろ…声フェチかな?」

「じゃあ配信者とか好きですか!?」

「ハイシンシャ…?」

彼はフリーでカメラマンをしながら今流行りの?配信者とやらをしてるらしい。

「配信とか見ますか?^^」

「いや…見ないっすねぇ…汗」

「僕の声、良いですか?^^」

「その聞き方だと良くないとは言えないよねぇ笑」

「あ、その言い方だと良くないんですね笑」

「ははは…苦笑」

「他は?」

「え、他?」

「はい、他には?」

「うーん…手が綺麗な人が良いかな」

「どんな手?」

「細長くて綺麗な手」

「特徴他には?」

「骨張ってて肉感がない感じかな」

「ふーん…じゃ俺はダメだね」

「はは…そうなんですか?苦笑」

「他は??」

「え、他?」

「うん、他」

「そんなに沢山フェチないです。あるとこに特化してるからフェチなんじゃないんですかね笑」

「じゃ好みのタイプは?」

「爽やかな人!」

「他は?」

「優しい人ですかねー」

「他は?」

「知的な人かなー」

「ふーん…他は?」

「誠実な人」

「他は?」

「え、いつまで言わせるの?笑」

「気になるからこそどんな人が好みなのか知りたいでしょ」

いや、コイツは相手に考えさせて喋らせる事で自分は楽してる上に主導権を握れて会話の流れを作ろうとしてるのだろう。

こういう自信満々で会話を回そうとしてくるやつに流されたら終わり。

「趣味は?」

「〇〇かなー。あと△△と◻︎◻︎と××も好きかなー。あとは☆☆とか!」

「他は?」

これでハッキリした。

コイツの質問は相手に興味がある訳ではなく、会話を回してる風に見せる為ひたすら「他は?」と返しているのだ!!!!!!!

 

「出た!!!「他は?」www

「他は?」って聞かれるの嫌だから最初に沢山言っといたんだけどw」

と彼の稚拙な会話手段に呆れて嘲笑して見せるとプライドの高い彼は何も言えず悔しそう。

「普段よく行く場所は?」

「〇〇かな」

「そこのオススメスポットは?」

「△△かな」

「そこのオススメの店は?」

「◻︎◻︎かな」

あのさ、「他は?」では無くなったけど手法が同じなのよ\(^o^)/

配信者だし会話回すのめちゃ得意ぶってるけど正直下手で他人任せなのよ\(^o^)/

 

こっちが質問する隙を与えずに質問しまくって自分の流れにするのが常套手段なんだな。

「旅行とかどこ行くの?」

「えー色々ですよ」

「じゃどこが1番良かった?」

「☆☆かなー!配信者くんはどこが1番好き?」

「俺は嫌いな場所ないから^^」

 

は?\(^o^)/

人に散々具体的に色々答えさせといて

自分は答えれないんかーーーーーーーーーい\(^o^)/

 

え?それで配信者とかやれるの?

こんな会話能力1みたいなやつが配信者とやらを出来るなら、めちゃめちゃ人気会員になれる自信あるけど???

 

最後まで余裕ぶって無理にニコニコしながら上から言ってくる感じがいけ好かない野郎だった( ^ω^ )

会話するだけでこんなストレスを与えられるって凄い。

CROSS ME