恋活戦記

独身アラサー女子の日々の戦いを記録。合理的に戦う方法と出会った男達を毒舌に紹介します。

それもこれも勝者の世界線での話

↑前回の記事で運命論を信仰できるのは勝者のみだと書いた。

ポジティブな哲学に自分の人生が当てはまっていれば正解が見えたようで嬉しくなるものだ。

そして人は皆共感したい生き物だ。

 

5年くらい前のゼクシィのCMで

「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」

というコピーが多くの女性の共感を呼んだ。

↑この記事にもあるように広告制作の同業者もコピーについて「結婚しない人のことを否定せずに」「誰も傷付けずに結婚を控えた人に強く響くメッセージ」と賞賛している。

 

しかし当時、筆者はものすごく傷付いた。

 

確かに結婚をしない選択をする人の否定はしていない。

 

でも、結婚したいのに相手が居ない人は???

 

婚活に苦しんでる筆者からすると、結婚したい相手が居て選択権があるその人物像のドヤったメッセージがグサリと刺さった。

 

そしてタイムリーに結婚を控えている同僚や友達が皆このコピーにすごく共感していたのだけど…

 

いやいや、貴方達昔からめっちゃ結婚願望あったやん!!!

結婚しなくても幸せになれるとか思ってなかったやん!!!!その人じゃなくても結婚するつもりの人生プランやったやん!!!!!😂

って思ってしまったのよね。笑

 

前回の記事の友達のように元々結婚願望ない系の子が運命と思える相手に出会えて結婚したパターンなら共感すると言われても文句はないのだけどね( ̄ー ̄ )

 

ただ、今改めてこのコピーを読んでみても特に何とも思わず。

あの頃、20代終盤で周りが怒涛の結婚ラッシュだったからすごく焦っていて、マッチングアプリとかもすごく頑張っていたのに痛い目ばかり見てなかなか誰とも上手くいかなくて、そんな状況の自分には泣きたくなるコピーだったのだと思う。

 

多くの人の心に刺さるパンチのあるコピーって、その人その人の人生や状況によって受け取り方が全く変わるから難しい。

ゼクシィの件は完全に勝者の為に作られたコピーなのだから関係ない者は引っ込んでろって話なんだがCMでいちいち流れる度にズーンとなったのでした。笑

 

↑このコピーとかも炎上して1日半で掲載停止にされる程かなぁなんて思ったけど、マイナスな意味で刺さる人には刺さるんだろうな。

広告制作の仕事もするので勉強になります。笑

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