恋活戦記

独身アラサー女子の日々の戦いを記録。合理的に戦う方法と出会った男達を毒舌に紹介します。

無理なもんは無理しても無理だった話②

→つづき

 

次回のデートプランを上地に任せると、その後のLINEは「デートプランは考え中だからちょっと待ってね😅」ばかりの懐かしの反応。

そして出てきたプランとは

「箱根で夏の足湯はどうでしょう?笑」との事。

え、真夏に炎天下で足湯…暑くね????\(^o^)/笑

何故そうなった??????笑

てか「笑」が付いてるけどどういうつもり!??

 

上地はいつも汗の匂いを異常に気にしていて汗よりキツイ匂いの汗拭きシートを食事中だろうがエレベーター内だろうがお構いなしに使用するので(迷惑すぎるが注意できず…)汗はかきたくない=暑いの大嫌い男だと認識していた。

何故そんな汗大放出プランを提案した…?\(^o^)/笑

せっかく考えてくれたのに否定したら今後何も考えてくれなくなりそうなので一切意見せずに話に乗るけども…笑

 

問題は食事!!

今まで何度頼んでも、食事する店を調べてくれた事は(3回目デートのランチ以外)無い。

それは今まで都会デートばかりだった為、とりあえず駅ビルや商業施設に入ってレストランフロアから探せば良いという考えのようで文句は言えず。

しかし今回の目的地に駅ビルはないし、道中も山道なので店があっても営業してるか解らないような古めかしい店がポツポツとあるくらいだ。

 

本当は口出ししたくないが当日困るのも嫌なので念の為聞いてみた。

「昼ご飯はどこで食べるか考えてる?」

「考えてなかった😅」

いや本当にどういう思考なのか理解に苦しむ。

しかし己の力では気付けなかったのだとしたらここで筆者が口出しして気付けたのだから良かったと思おう。これで当日は安心……か?本当か?コイツ探すとは言ってないからまさかそのまま何もしない可能性有り得るぞ!?!??笑

 

本当はわざわざ口出しせずにお任せしたいところだが、念には念をで事前に確認させてもらえたら当日安心だ。

「いくつか候補出してくれると嬉しいな♪」

「了解!任せて♪」

 

期待して待っていたが当日になっても店の候補は送られてこなかった。

もしかして事前に店のURLを送るという事ではなく、当日に調べてきた候補を教えてくれるという認識なのかな…?

もう何度も店調べの件はお願いしているので今回こそはさすがに調べてくれているだろうと信じて疑わなかった。

 

それでも何も言われぬまま目的地が近付くにつれ不安になり、「これどこに向かってるの?」と聞くと足湯のある目的地の公園との事。

「え、お昼は?」

「目的地近くでどっか入ろう」

「目的地近くは店全然ないよ?」

「え、そうなの?」

 

……え?

任せてって言ったよね!?

マジで今回も調べてないのか??!?( ꒪⌓꒪)

 

ここで完全に筆者の気力がダウン。

前回会った時は無理にテンション上げて笑顔を作って楽しそうに演じる事ができたが、もう完全に絶望してスイッチが入らなくなってしまった。

そんな筆者を見て焦り始める上地。

どこでも良いから早く店に入ろうと、道中で営業してるかも分からない古びた店を見つける度に「あ、くそ、反対車線だ!」「曲がれなかった!ごめん!」等と一生懸命店に入ろうとしてるアピール。

「…え、何が?」と返すのが精一杯。

 

そういう事じゃないんだわ。

どこでも良いから早く店に入りたいんじゃないんだわ。

 

ついに営業している店を発見し、筆者の意見を一切聞く事なく、車を停めやがった。もう何も言葉が出ない。

決してこの店が嫌な訳ではないので文句は言わぬが、モヤモヤした気持ちが抑えきれぬまま入店。

 

対面の席だったが全く上地を見る事ができず、ひたすら無言で食べ続けた。

向こうはおかしいなとチラチラ見てくるが筆者の今までにない態度に何も言えぬようで沈黙の中2人でただただ蕎麦を啜った。

ずっと下を向いていても不自然ではないように休みなく蕎麦を流し込んでいたので食べるのは苦行でしかなかった。

 

そのせいかめっっっちゃ不味かった。

きっと店の味が悪いのではなく精神状態によるものなのだろう。

申し訳ないが残してしまった。

 

店を後にして車に乗り目的地の公園に到着したが、気持ち悪くなってしまい、入園してすぐにベンチで休ませてもらった。

「どうする?帰る?」

「ううん、休めば大丈夫だから」

と言っても何度も帰るか聞いてくる上地。

ここまで時間かけて運転してきてチケットも買ってくれて入園してすぐに帰るなんて無駄すぎるのに、それ以上に上地も今の筆者と一緒に居る事が苦痛で逃げたいのだなと思った。

冷静に考えたら気持ち悪い状態でまた車に乗って長時間山道を越えていく方が辛い←

 

1時間ベンチで休憩したらなんとか心身復活したので歩き出す事に。

園内は広く、足湯だけでなく色々あるのだが、今回のプランは足湯としか言われてないので炎天下を歩きながらどうしたもんかと思っていると「やっぱこの暑さじゃ足湯は無理だね!笑」と最初から解っていた事を言われた。

何故真夏の足湯プランを計画したのか全く理解に苦しむ。

 

事前に「足湯行くならタオル持ってかなきゃね!」と筆者が伝えたので、いつも持ち歩いている小さいボディバッグにタオルを詰め込んだ上地だったが、そのせいで入園直前に買って少ししか飲んでないドリンクが入らなかったようで炎天下に駐車している車の中に置いてきたらしい。

「え!せっかく買ったのに持ってこなかったの!?菌が繁殖してヤバいんじゃない?」

「だってタオル入れたから入らなくて。逆に日光消毒になるんじゃないの?」

「いやいや…食中毒になるから飲まない方がいいよ…暑いから喉も渇くし持ってこれば良かったのに…」

「タオル入れたから入らなかったんだもん」

 

ねえ、マジで、、、

小学生男児か\(^o^)/

 

タオルを首から掛けるでもドリンク手持ちでもいくらでも方法あるし、普段貴重品以外は汗拭きシートしか入ってないバッグじゃタオル入れたら他の物が入らないのは目に見えているんだから違う大きめのバッグ持ってこればいい話だし…

こんな頭悪かったんかと呆れて果てたのであった。

 

→つづく

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