恋活戦記

独身アラサー女子の日々の戦いを記録。合理的に戦う方法と出会った男達を毒舌に紹介します。

絶望的に共感力がない男

付き合って1ヶ月以上が過ぎた。

最も無理だと感じていた手癖の悪さがほぼ封印され、一緒に居るだけならストレスを感じずに穏やかに過ごせるようになった。

 

しかしモヤモヤする事はまだまだある。

 

付き合う事になった日に元彼と何で別れたかの話になり、

「とにかく考える事ができない人だった。行き先を事前に調べたりする労力も嫌みたいで行ってみたら閉まっていたり、美味しいもの食べに行こうとドライブに誘われたのに見つけられなかったと言われて助手席の私が調べる事になったり…。計画性が全くなくて考える事に怠慢で、そこをどうにかしてもらおうとしてたら合わないと言われて別れる事になった」

と正直に伝えた。決して上地に対しての嫌味とかでは無かったのだが今思えば全く上地と同じタイプだったのだ。

 

「耳が痛い…笑」と言われたが、伝えたからにはこれからは意識してくれるのではないかと勝手に期待してしまった。何故なら前回の別れの原因を知ったからには同じ事は避けるべきだと思うはずだからだ。

 

しかし、付き合ってからも相変わらずデートプランを考えたり店を調べたりは一切してくれなかった。

こちらがプランを考えたり、店を調べて予約したりする見本も見せつつ、「次はお願いね」とたまにバトンを渡しても「任せて」と言いつつ一切何もしないのだ。男として情けなくはないのだろうか。

付き合う前まではガッカリした気持ちを頑張って隠してきたが、あからさまに落胆してしまう事が増え、上地も気まずそうにしていた。(なら行動しろよなんだが笑)

 

そして、1番彼氏として致命的なのが

絶望的に共感力がない事。

付き合う前からいちいち筆者の話に対して反対意見を言ってくるなぁとは思っていたが、仕事の愚痴を言ったり落ち込んで弱みを見せた時にも一切味方になってくれない事が判明/(^o^)\

 

ある芸能人が結婚して良かった事を聞かれた時に「絶対的な味方が居ること」と答えていた。

パートナーを作るメリットとはそういう事だと筆者も思っている。

 

男は仕事の愚痴やネガティブな話を聞くのが嫌いとはよく聞くが、そんな激しい悪口を言っている訳ではない。

在宅勤務で日頃誰とも会話する機会がなく、唯一定期的に会える彼氏に優しく聞いて欲しいだけなのだ。それだけで気持ちは晴れるし日々頑張れる。

その旨を伝えても全く響いていない。

 

何故わざわざ怒りの矛先である相手の方の味方になるのか聞いてみると、バランスを取っているのだと言う。

そう言われて納得はできた。

ちゃんと自分の行動の理由を説明できるところが上地の良いところだ。

「でもその相手がこの場に居るならバランス取らなきゃかもだけど、居ないんだからバランス取る必要はないし、上地くんの知り合いでもなく会った事もない第三者の話なんだから目の前の私の味方になって欲しい」と伝えた。

しかしそもそも共感したり慰めたりの仕方が解らないのかひたすら黙っている。

 

「慰めてよ〜〜🥺」と言うと

「お疲れ様、大変だったね!お疲れ様、大変だったね!」とヤケクソのように同じ言葉を繰り返している。

まったく慰められてないんですが…😂

筆者が微妙な面持ちをしていると上地が若干キレ気味で言ってきた。

「だって女は解決策とか言われるの求めてないんでしょ!?」

「求めてないよ!?だから共感して話を聞いて欲しいだけって言ってんじゃん!!!」

上地ぐうの音も出ず。

 

するとドヤ顔で真っ直ぐ目を見て言ってきた。

「…仕事は大変なものだよ?」

「うん、そうだね」

呆れ顔で即答する筆者に肩透かしを食う上地。

そんな事お前に教えてもらわなくとも知っとるわ。

 

デートプランの件も共感の件も

女性にありがちな「言わなくても察して」スタイルではなくて、どうして欲しいのかこれだけ伝えてるのに何故やらないのか理解に苦しむ。

お金が掛かる訳でも時間が掛かる訳でもないし、たとえ恋人でなくても簡単に出来る事だと思うのだが…

 

それでも仏の時と同じで別れようとは考えていなかった。どうやったら改善していけるか、仲を深めていけるかと将来がある前提で物事を考えていた。

付き合った直後はまだどうなるか解らなかったのですぐにマッチングアプリは退会しないでおいたのだが、1ヶ月経って登録アプリを全て退会しようとひとまずプロフ画像や自己紹介文を全て消した。

そしてすぐに別れる事はないだろうと確信できたので安物だが服のプレゼントも買った↓

プレゼントを買うと相手に愛着が湧いてくるもので、当たり前に今後も一緒に居るビジョンを描き始めていた。

上地の家の住所を知らないので、こちらもあえてマンションの部屋番号は伝えてなかったのだが、何かあった時の為に伝えとこうかなとか(お互いの家に行く流れになった事がないw)

行きつけのカフェに今度一緒に連れて行こうかなとか

もし別れた場合を考えると教えるのに抵抗がある場所を徐々に教えていこうかなと考えていた。

 

そんなある日、急に連絡が途絶えたのだった。

 

 

→つづく

 

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