恋活戦記

独身アラサー女子の日々の戦いを記録。合理的に戦う方法と出会った男達を毒舌に紹介します。

恋活強化合宿をしてみた【2日目そして屍になる編】

→前回のつづき

 

am5:00就寝するもチェックアウトの時間は決まっているので昼まで寝ている訳にもいかず、眠気と疲れを引きずったまま、なんとか支度をしてホテルの部屋を後にした。

 

本日のスケジュールも未定。

ホテルのロビーで眠ってしまいそうな自分と格闘しながらスマホで街コンを検索しまくる私とL子。

しかし夜開催のものが多く、昼の時間も有効活用したいところだが、なかなか丁度いいイベントが見当たらない。

結局前回行って割と良かった酒フェスを予約。

 

ひとまず予定が決まったので安心してランチに向かった。

昨日の雨雲は綺麗に洗われて快晴!!

五月晴れが心地良い中、宛てもなく歩いていたらお洒落な穴場カフェを見つけてやっとのんびりとした時間を過ごす事に。

 

昨夜は雨の中歩き回って慌ただしく沢山の人や妖怪と交流し、濃い出来事ばかりだったが、一夜明けたら穏やかすぎる時間と陽だまりと沈黙を貫くスマホ

昨日の出来事は全て夢だったのだろうか…。

 

ランチを終えてからも酒フェスの時間までかなり余裕があったので何駅か先の会場まで散歩がてら歩いて行く事に。お日様も気持ちよく、ずっと真っ直ぐな道のりだったのでほぼ眠りながら歩いていたと思う。とにかく眠いし喋る気力もなく、無心。

数キロ歩いて戦場に着く頃には疲れもぶり返してきて、今から戦える気が全くしなかった。

そんな状態で挑んでみると、、、

 

ん…?ここは大学生のサークルかな??(^q^)

前回も酒フェスは参加者が皆若かったが、今回は若いだけでなく、なんだかノリがライトすぎる。女子がコールかけて飲ませたりしている。カップルぽい参加者もいる。

んん???これもしかして恋活イベントではなかった????😂

 

後々調べてみると酒フェスには恋活系イベントとそうでない純粋に飲むイベントがあるらしく、これは後者らしい。

何十種類もの果実酒が飲めるイベントで確かにお酒は充実していた。

気になるリキュールも沢山あったので、少しずついろんな種類を試飲。しかし寝不足なのですぐに酔っ払い。

昨夜に続き、またもや生産性がない!!!

我々は酔っ払う為に遥々歩いてここまで来たのではないのだ!!!!

 

壁沿いに並んでいる椅子に座ってL子とどうしようかと考えていると、KAT-TUN田口くんの失敗作のような顔の男と田舎出身で粋がってそうな小デブの男が近づいてきた。L子の隣の椅子が空いたので田口が座り、L子と2人で話し始めたので必然的に小デブとペアになった。

ハッキリ言って1番嫌いなタイプだ。

2人で話したくないのでL子の方を向いて飲んでいるも、1人だけ椅子のない小デブは私の椅子に手を掛けながらヤンキー座りをして話しかけてくる。バランスが取れずに椅子に捕まる手に度々力が入り、椅子がグラグラと揺れる。

勘弁してくれ😂

 

それからも話したくもないのに「そうゆうお仕事してる人マジ尊敬してるんスよ!」とやたら私を持ち上げてくる。

別にお前に尊敬されても全く嬉しくはない。

「全然そんな事ないですよー(棒読み)」と謙遜しても「いや、マジで尊敬っス!ホントすごいっス!!」永遠に続く中身ペラッペラの尊敬攻撃。低学歴のヤンキー上がりに多め。

 

女は褒めれば誰でも喜ぶし落とせるとでも思っているのか?

 

それ相手がイケメンに限りますからぁ!!残念😂✋

 

 

 

………………。

 

 

 

 

ねぇ、これいつ終わるの?

 

 

あ、無理だ。もう無理。

無理無理無理無理無理無理無理無理無理꒰꒪꒫꒪⌯꒱

 

ついに立ち上がり、「あっち行ってこよっと」と呟いて強引に退散。

 

他の男性達と交流してみるも、誰一人マシな人間が居ない。もう既に帰りたいが、高い参加費に無駄な時間と苦痛だけ味わって帰るのも悔しく、ヤケ酒のようにいろんなお酒を試飲。笑

 

ふと、小デブが女の子の肩に手を回しているのが視界に入る。

キッモ!!!!

:(;゙゚'ω゚'):鳥肌

そのルックスとコミュ力の無さでチャラつこうとはどういう神経じゃ!!!!!!

 

もう二度と関わりたくないと思っていたのにまた田口がL子に話しにきたので小デブが再び私の所に来る事に…( ꒪⌓꒪)

「誰か良い人居ました??♪」

お前よりはな。

 

もう極力目を合わさないようにしているのに無敵のKY力でやたら接近して話し続けてくる小デブ。さっきより酔っているのもあってやたら手振りが大きく、いちいち私の顔の前にくる。

「ねぇ手やめて」と何度注意しても直らない低知能の小デブ。

 

 

………………………………。

 

 

「無理!!!!!!本!当!に!無!理!!!!!!!!

心の声がダダ漏れだった。

本人を目の前にして無理と言ったのは初めてかもしれない。

「いや〜悪い子じゃないんだけどね…」と苦笑する田口と、全くダメージを受けていない小デブ。

 

もうこれ以上ここにいるのは危険すぎる。

私が暴力事件を起こしてしまいそうなので途中退場。

何の収穫もなく酒フェスを後にした。

 

さてどうするか。

本当はもう家に帰って寝たいけれどこのままじゃ終われない。

 

悩んだ末に結局私とL子は出会いの宝庫恵比寿に舞い戻ってきた。

 

酒が入り眠気もMAXで移動中の電車では立ちながら何度も意識を飛ばす。

もう戦う気力は残っていない。

座れる場所が好ましかったので相席屋へ行く事に。

 

最初に相席したのは歳下の公務員2人。

真面目で良い子そうだがあまり会話が盛り上がらない。

1人はまぁまぁカッコいいが全く喋らず、もう1人が頑張って喋っている。

黙ってる方の男がいかにも帰りたそうだ。

もう1人の男もそれを察して長居せずに帰って行った。

もちろん連絡先は交換していない。

 

次に席についた2人は歳が近く、両方イケメンであった。

1人は経営者。もう1人は普通の会社員。

話も盛り上がって気付けば1時間以上経過。

今回の合宿で初めてのマトモな出会いだったので頑張って眠気を飛ばして笑顔を作っていた。

 

しかしそんなところで店員さんから席の移動をお願いされる。女性が少ないので回したいらしい。連絡先を交換するのなら今のうちにと言われたが、あちらからは特に聞かれず、こちらからも結局言い出せずに笑顔でその場を去った。

 

せっかく良い人と出会い、盛り上がって楽しい時間を過ごしても、連絡先を聞かなければこの時間は全て無駄になるのだ。

しかしあちらから申請が無いという事は連絡先交換したところでその先は無いのかもと思ってしまう。

 

移動先は40代のOSSANだ。1人は顔が整ってはいるがやはりOSSAN特有の冴えない感じが拭えない。

OSSANのくせにやる気もなく会話もつまらない。

こちらもやる気はゼロだ。

断りもなくタバコを吸おうとしたので即阻止。

 

さっきの席が当たりだった故に余計残念に感じ、時間を無駄にしない為にも帰るべきか考えていた。

 

すると、ラッキーな事に相席して5分くらいでまた店員さんに席の移動を頼まれたのだ…!

普段ここまで早く移動する事はないので何かの手違いなのだろうが有難すぎた!!!

 

次の移動先はやたらテンションの高い20代の2人組だった。

職場の同僚4人で入店し、2人ずつ分かれて席に座っているようで、向こうの席の2人組と合図を送ったり笑ったりしている。

しかしこちらはもう疲労と眠気MAXの屍状態。

そこに座っているのがやっとであった。

 

「よく来るんですか?」

その問いにウンザリした私はただ首を横に振った。

何故なら、普段もそうだが本日も例によって相席した男達全員にこの質問を投げかけられていたのだ。

 

仮によく来ていたとしても「よく来ます♪」と言う訳がないし、愚問すぎる。

「料理するんですか?」も然り。

女性に料理をしていて欲しいからその質問をしているのが解り切っているのに「しません」と答えられる訳がない。

バカなのか?

 

皆何も深く考えずに質問しているのだろうが盲点を突くと「確かに…」と何も言えなくなっていた。

相席屋での「よく来るんですか?」問題はまた解決策を考えていきたいと思う。

 

その後も暫し雑談したが、何も魅力を感じられず、連絡先も交換せずに退店。

 

本日1日、命からがら歩き回って何人もと挑んだにも関わらず連絡先交換はゼロ。

そして2日間でも連絡を取り合う仲になった人はゼロ/(^o^)\

 

出会いに限っては努力と結果は比例しないのだ。

 

恋活合宿は無念にも収穫ゼロという結果を残して幕を閉じたのだった。

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