恋活戦記

独身アラサー女子の日々の戦いを記録。合理的に戦う方法と出会った男達を毒舌に紹介します。

39歳と40歳の線引きの結果

OSSAN嫌いの筆者としては、

20代の頃は30歳以上を避けていて、

自分もアラサーに突入したら30代前半まで範囲を広げて、

それから自分が歳をとる度に35までなら!36までなら!とジワジワと広げていた。

現在はとりあえず付き合うかは置いといて40代以上じゃなければマッチングさせてみる!!!という考えになったのだが、

すると何故だか婚活パーティーでもマッチングアプリでも39歳とばかり縁があるのである。

 

 

いざマッチングするとなると

39歳か…やっぱOSSANだよなぁ…

と尻込みしてしまうのだけど

マッチングアプリでいいねをくれた人の中に条件的にアリかもと思えた39歳が居た。

 

写真で見る限りあまりOSSAN感がなく、

なんと社内のパワハラモラハライケメン上司にそっくり。顔だけでなく髪型も身長も。

普通は避けるところだが、筆者はビジュアルが良ければ良いという考えでマッチングしてみた。

身長は180くらいあって年収もアラフォーなだけあって普段筆者が選ぶ男よりも高め。

大卒だしタバコも吸わないしその他もろもろ条件は綺麗にクリアしている。

 

写真だけではいまいち解らないのでマッチングアプリ内のビデオチャットで良い感じだったら会ってみようと思った。

 

で、いざビデオチャット!!!!

すると、思ってた以上の好みのイケメンだったのである!!!!!!😍

プロフィール写真では笑顔はなく、上司に似た濃い顔立ちに神経質そうな表情だったのだが、動画だと笑顔も見れて顔も思った程濃くなくて爽やか✨

部屋の壁の色が一面だけ水色でお洒落な雰囲気。

LINEでは話が噛み合わなかったりOSSAN臭いスタンプばかり押してきてセンスを疑ったが、実際の会話はスムーズに楽しくコミュニケーションできてテンション爆上がりしたのであった。

こんな若く見える39歳ならイイかも…!!!!!!

 

ただ、向こうはパソコンで横長表示、こちらはスマホで縦長表示という事もあってサイズ感が合わず、どうしても上司似さんの顔が半分画面から切れてしまう感じであった。

それもあって動画の顔のイメージと実際会った時のイメージは異なっていた。

 

一番気になるところは、鼻筋が…ラクダの背中のようにデコボコしておる(°_°)

十分整った顔立ちなのだが、どうしても気になってしまった。

イケメンの決め手を顔のパーツで一つだけ選ぶとするのならスッと通った鼻筋だと筆者は考えている。

男は鼻が命なんだぁぁぁあああああ!!!!!!

それに生で見るとやはり年齢を感じる。

そしてOSSAN特有のギラギラ感が半端なくて居心地が悪い。

これはどうしたものか。

 

問題点はそれだけではない。

居酒屋のメニューで食べたいものを選ばせてくれたので「上司似さんは何が食べたいですか?」と聞くと「俺は適当に頼むから」と言うのでとりあえず3つメニューを選んだ。

しかし、上司似さんは何も頼まず。

「後でまた頼むよ」と言いつつ、最後までお酒以外何も頼む事は無かった。(この時期はまだアルコール提供禁止ではなかった)

そして2人で分けるつもりで筆者が選んだメニューにも一切手をつける事なく、本当は少しずついろんなものが食べたかったので上司似さんもいくつかメニューを選んで2人でいろんなメニューを分け合うつもりで選んだのだが筆者1人で平らげる事に。

同じものばかりで味は飽きるが正直量は全く足りない。でも追加注文しづらい…!!!!

お腹は満たされる事なく終わった。

 

大の成人男性が少食の筆者より食べないってどゆこと…!?!??

お酒を飲むとご飯は一切食べないという人、確かによく聞くけど毎回デートの度にこれだったら何も楽しめない。結構致命的かもしれない。

 

また、カウンター席だったので顔を向かい合わせないのはとても話しやすかったのだが、いちいち驚いた反応をしたり興味を引かせようとする時に椅子を大幅に引いて筆者の視界から居なくなり後ろからギラギラした眼力で話しかけてくる。

筆者に身体ごとグルっと振り返って話して欲しいのだろうがいちいち面倒くさい。後頭部に圧を感じるがあえてそのまま前を向いて話していたので隣に居るのに目も合わせず、かなりおかしな事になっていた。

 

それから勝手に自分の理想像を筆者に重ね合わせ、料理をする事や家族と仲が良い事を当たり前のように前提として話してくるのもウザい。

「別にそんな仲良くないですよ」とサラッと言うと「え…それは…冗談で言ってるの?笑」なんて返してくる。

 

婚活中のアラフォー独身男は99%の確率で今の今まで独身だったのは仕事がずっと忙しかったからだと言う。特に何か自分に問題があって結婚できなかった訳ではないとドヤ顔で言ってきた。

その流れで「何か自分(筆者)に問題あると思う?」と最高な愚問最高の離婚みたいw)を繰り出してきた。

「まぁ、あるんじゃないんですか?なかなか結婚できない訳だし」とサラッと答えると

「え!そんな風に答えられちゃ俺だって多分問題だらけだよ!汗」と急に意見を変えてきた。

なんだろうこのOSSAN特有の見栄と空気の読めなさとダサさ。

イライラしてくる。

 

「歳上と歳下どっちと付き合う事が多い?俺は断然歳下!!!

目をギラギラさせて圧を掛けて聞いてきた。

俺は歳下のが合うみたいな言い方してるが、そりゃ自分がもういい歳なんだから恋愛対象が歳下になってるだけだろうよ。

「…私も最近は歳下かな。別に歳上が好みとか歳下が好みとかないけど、自分が歳とってくると必然的にビジュアルで選んだ人が歳下の割合が多いです笑」

お前もだろ???と言わんばかりに言ってやった。

当たり前に歳上と答えてくれると思っていたのか酷く落胆している。

「気持ちは解る…俺もそうだ…」と白状した。

「学生時代に彼氏とか居なかったので未だに青春的な恋愛に憧れを抱いちゃって、それを叶える相手となるとオジサンより若い子のがイメージできるんですよねぇ♡笑」と追い討ちをかけた。すると…

「解る…!!めっちゃ解る…!!俺もまさにそれで、学生ものの恋愛シミュレーションゲームやってるもん!」

何言ってるのかよく解らんが深く考えず笑っておいた。

「キモいだろ!?こんないい歳のオッサンがゲームの中で女子高校生を攻略しようと必死なんだよ!!?引かないの???」

ん?これマジなやつか。

例え話とかギャグじゃないんか。

そりゃもちろんドン引きだぜ。

 

帰り際に彼の誕生日を聞いてみた。

「覚えておきますね♪」なんて期待させる事を言ってみたが、学年を調べる為だ。

今まで40代は全て切り捨てていて、彼は39歳だからマッチングさせたのだが、まさかの早生まれで40になる学年であった。

もし今日会ってみて最高と思えたら、もう40歳になる学年だろうがそんな事はどうでもいいやと思えるのだろうな。たまたま早生まれのおかげで出会う事ができて、結果上手くいけばそれは運命だったのだ。

 

ただそうはならなかった。

年齢もかなりネックなので相当素晴らしい人材じゃない限りはナシ判定だ。

しかし、他に出会いはない。

鼻は気になるが顔立ちも良く、高身長高収入な人材にアプローチされる事は今後ないかもしれない。

 

ひとまず速度を落として運用する事にした。(キープ)

幸いコロナ禍で2回目にすぐ誘われる事はなく、毎日連絡を取るだけの関係が続くのであった。

 

→つづく

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