恋活戦記

独身アラサー女子の日々の戦いを記録。合理的に戦う方法と出会った男達を毒舌に紹介します。

クリスマス前最後の悪あがきで灰になった話

クリスマス前の悪あがきシリーズ★

前回は1年前の話をしましたが

今回は2年前の話!!

 

28歳の私は苦しみながらも体にムチ打って毎週のように戦場に繰り出していた。

今どんなに辛くても、30過ぎたらもっと状況は深刻になるだけなのは解っていたので、今頑張るしかないと思ったのだ。(結果あの頃頑張ったところで30の私は報われていないんだがな…)

 

しかし、全力でやってきた活動が報われないまま年の瀬に。。

そこでクリスマスまでに間に合わせるにはラストチャンスとなる12月の第1週の週末に相方Y子と昼から繰り出す事に。

この1日でどれだけ効率良く多くの人と会えるかが勝負だ。

昼の時間だと相席屋やスタンディングバーはやっていないので、街コンに申し込む事に!

お洒落な人が多そうな中目黒をチョイスした!

 

受付のお店の前に行ってみると、見るからに街コン参加者であろう2人組の男女達が同じ用紙を持ってスマホと格闘している。まず街コン用アプリをダウンロードして登録しなくてはいけないらしく、私達もこの集団の一員となった。まだ店にも入れていないのにお互いどんな人が居るのかチラ見し合う状況が気まずすぎる。

 

なんとか席に着いて待っていると、白いタートルネックニットの2人組が目の前に座った。服装はたまたま被ったらしい。1人はザキヤマにそっくりなのだが、本人全く自覚が無いらしい。ザキヤマの天然ぶりを韓流顔の相方がひたすら突っ込むスタイルで笑いを取りに来てるのだが全く面白くはなく、Y子も私も引きつり笑い。席替えまでの30分が果てしなく長く感じた。

 

やっと席替えになったのだが、更にとんでもないコミュ障が現れてどうにも手が付けられず最終的にY子と2人で話すという荒業に出た。

その後もひたすら席替えしたが全滅。

いつものように席運が悪いだけではなく、店を見回す限りどうしようもないメンバーなのだ。

お洒落な中目黒をチョイスしたところで、参加者は普段絶対に中目黒には生息していないであろう輩ばかりだ。

 

終了の合図と共に店から飛び出た。

すると先に外に出ていた白ニットお笑いコンビが出口で女子を待ち伏せて、この後どっか行かないかとナンパしている。

前の女子コンビに断られて私達に声が掛かったがもちろんお断り。いかにもモテないやり方が本当に残念でならない。

 

近くのカフェで休憩&作戦会議をしようと駅付近を歩いていると…

「さっき街コンに居ましたよね!?!?」

と会話を交わしてもいない男2人組から声を掛けられる。

人混みの中でそんな事を大声で言う神経を疑う。

思わず「居ません!!!」と答えるY子。

振り払ってお洒落カフェに直行すると、先程の街コン会場と同じ国とは思えない程真逆なお洒落でイケてるメンズがわんさか居た。

しかしここは戦場ではない。

私達にどうする事もできないのだ。

 

昼から集合したはいいものの戦場が開く夕刻まで何もできず、もどかしい時間を過ごした。

その分気合いを入れて第2幕では無駄な時間は一切省いていく事に。

相手がハズレだった場合、問答無用ですぐ退散するというスタイルだ。

 

隣駅の恵比寿へ行き、戦場に繰り出しまくってはみたが…収穫は無し。

相席屋に行ってみると、なんと1時間半待ち…!

クリスマス前はやはりみんな恋活に気合いが入るようだ。

いつ電話が掛かってきて呼ばれるか解らない為あまり移動もできず、待ち時間でかなりの時間ロス…!!!

やっと呼ばれて席に着くと…

む、無理〜😂

「すいません、1時間半も待たされたから時間なくなっちゃったのでもう帰らなきゃ〜(;ω;)相席したばかりなのにすみません💦」

と入店に1時間半かかったのに席に着いて5分で退散😂

(最近では最低30分は相席しろと言われる事も)

チェンジや相手が帰るのを待っていても数時間のロスは目に見えている。

 

ここは場所を移動してホーム横浜の相席屋へ。

まず、1番駅近の相席屋に行ってみると30分の待ち時間との事。

本日のタイムリミットも迫ってきているので30分すら惜しい…!

駅の反対側の少し歩いた場所にある相席屋に行ってみると、長蛇の列。。

再びさっきの場所に戻るには距離がある為とりあえず並んでみる事に。

すると前の方に並んでいる女子達にガラの悪い男達が近づいてきた。男達は女子達の顔を覗き込んで1人1人指差しながら「ブス!ブス!ブス!」と叫んだ。私達を含め、並んでいる全員が恐れおののいた。

そして店員に「早く入店させろ」だの「可愛い子と相席させろ」だの言いたい放題。店員もビビっている為注意してくれる訳でもなく野放し状態。

もしコイツらと相席する事になったら…:(;゙゚'ω゚'):

と考えただけでも恐ろしく、私とY子は店を後にした。

 

当時、大人向けというコンセプトだが何歳でも入れる相席屋R35がここの近くにあったので、普段はOSSANを避けて行く事はなかったがやむを得ずそちらに移動。

すると丁度、そのビルのエレベーターに乗り込んだ男3人組が。彼らも絶対目的地は同じであろう。気まずいので同じエレベーターは乗らずに少し離れた所で見送る事に。

こちらはドアが閉まるのを待っているのだが、あちらはこちらが乗るのを待ってずっとドアを開けている。やっと閉まったかと思えばまた開けてという事を繰り返してニヤニヤこちらを見ている。

ウザすぎる。絶対に関わりたくない。

やっとドアが閉まってエレベーターが上がっていったので、ボタンを押してエレベーターを待っていると上に行ったエレベーターが降りてきた。

扉が開くと先程の3人組が乗っていた。

相席屋に行ったが満席だったので帰ってきたのだろう。

こちらは彼らがエレベーターから降りるのを待っているのだが、降りずにエレベーター内に居座る3人組。両者無言のまま10秒くらい時が止まっていた。

イライラがピークに達した筆者が

「降りるなら降りて?」

とため息混じりに超絶冷たく言うとビビってすぐに3人組はエレベーターを降り、私達は無事にエレベーターに乗ってお店へ到達。

しかし待ち時間1時間とのこと。

もうここまできたら仕方ない。

最初に行った30分待ちの駅近の所にしなかった事を激しく後悔したが、1時間待つ事に。

店内では待つ場所は無く、12月の寒空の下、近くの駐車場のちょっとした塀に腰掛けて、会話もないまま視線を落とし、私とY子は真っ白に燃え尽きていた。

もうHPは0、むしろマイナスだった。

後にも先にも恋活でこんなにも疲弊した事はない。

クリスマス前に張り切って全力で動いてはみたが、災難続きにも程があり、無気力状態に陥っていた。

 

そんな道端で死に掛けの私とY子にガテン系で40代くらいの金髪OSSAN達が笑顔でナンパしてきたが、HPがマイナス状態の私達はもう無反応。こんな低レベルなOSSAN達に声を掛けられるなんて自分も終わったな…と更なるダメージ。どんなにしつこくされても灰になった私達には愛想笑いもできずOSSAN達は諦めて去って行った。

 

やっと店からの電話が鳴り、入店するとハタチそこそこのガキども3人組と相席。私達に何も聞かずにタバコをふかし始めた。相席屋では相手に聞いてからタバコを吸うのがルールだ。

こんな恋愛対象外のガキどもの為に受動喫煙してたまるか。

やめて欲しいと断ると、「でももう火付けちゃったし」とかほざいて吸い続ける。店員を呼んでチェンジしてもらう事に成功。

 

次の相席相手は20半ばの教師と商社マンの本日1番のまともな2人組であった。

話もまぁまぁ盛り上がって好感触。

しかし、もうこの相席が始まった時には終電のタイムリミットが10分と迫っていた。

10分話して盛り上がってきたところで泣く泣く退散する事に。

あまりに短くてあちらには脈がないと思われてしまったのか連絡先は聞かれず。こちらからも聞く勇気が持てず。

 

どんなに最後当たりを引いたところで、次に繋げられなければ無意味。

1日格闘して結果、収穫は無し。

 

このあまりに虚しすぎる1日を一生忘れる事は無いであろう。

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