昔相席屋に行っていた頃、VIPルームは9割の確率でギラギラキモOSSANが居たものだ。
しかしTHE SINGLEでは大学生だったり、イケメン経営者だったり、VIPだからといってハズレとは限らない。
ただ彼らの場合は自ら希望した訳ではなく店員に「VIPなら通せる」と言われて詐欺られているだけの男達。
自らVIPを希望した男達はやはり曲者OSSANしか居なかった/(^o^)\
ある日のVIPで出会したハゲOSSAN。
「いやなんかVIPなら相手の年代選べるって聞いてね、ガチなんで、ガチで出会い探してるもんでね」
と初っ端からアプリを開いて筆者の年齢をチェックしだした。
「ひと回り違う!大丈夫かな笑
僕こんなんなんで!笑」
と被っていたハットを取ってハゲである事を最初に教えてくれる潔さ。
しかし苦笑しかできない。
「やっぱ同世代が理想ですよね!?」
「そうですね、それがベストではあります!」
ハッキリ伝えるとそこからは面倒臭いアプローチはなく、普通に良い人であった。
なのでこちらも塩対応せずに最後まで接待。
ハゲなのもあってか実年齢より10歳くらい上に見えてしまうビジュアルなのに30代女性限定で探すってのは図々しい気がするが。笑
自らVIP希望のOSSAN達は真剣&基本40オーバーなので20代だと若すぎるという事で
30代をご所望→呼ばれる率高めという構図になっている。マジ迷惑😂
また別のある日のVIPで出会ったクセ強めのオタク系OSSAN。
喋り方もキモいしコミュニケーションの仕方がウザいし人として好きになれないのでこちらにはしっかり塩対応^^
「まずドライブに行こう」だとか「家付近まで行くから」などキモ発言に嫌がってる事をしっかり解らせる為「怖い怖い怖い」で返していると「低評価にしないでね〜」とそればかり。
「今のは低評価ですね〜笑」
「え!やめて!低評価は付けないで!もう言わない!」
もちろん星一つ確定\(^o^)/
レビューしようとアプリを開くとまさかの同世代という事が発覚/(^o^)\
いや真剣ならもっと見た目頑張ろおぜ😂
「星5つにしときました!!」
「ありがとございまーす」
レビューなんだから報告せんでよい。
低評価になりたくない男達は相手に星5つ付けた事をアピールして自分も付けてもらおうとしているのだ。
「あの、僕にも低評価はやめてくださいね?」
ほらな。
「了解でーす」
「良かった(´∀`;)」
星5つ同盟結ぼうとしてくる奴は大抵ヤバい奴なので星1つにしている。笑
このオタク系キモハゲOSSAN、筆者が思い切り壁を作っていたので気に入られる事もなく面倒臭い事にはならなかったのだが、
この後とんでもなく厄介なヤバい奴だと知る事になる。
退席して隣の部屋で待機していると女性が新たにVIPルームに入ってきたのが解った。
筆者はしばらく相席にならず待ち時間だった為、彼らの会話を一部始終聞く事になった。
「いや本当素敵ですね!!」「魅力的です!!」などキモオタが褒めちぎり、
女性は「えぇ〜へへへへへへうふふふふふふふふふ」とひたすら笑って誤魔化す。
「いや本当にこんな女性と会えるなんて嬉しいです!!!」
「いやいやぁ〜あはははは」
「謙遜しないでください!!本当に魅力的です!!」
「えぇ〜!へへへへへうふふふふふふふ」
「何で謙遜するんですか!!本当に良いなと思って好きになりそうです!!!」
「えぇ〜〜!!ぇへへへへへうふふふふふふふ」
「いや本当に!!!!」
お気付きだろうか……??
彼女まだ愛想笑いしかしていないのだ\(^o^)/
こんな一方通行で勘違いの恐ろしい会話が20分続いたのである。
「職業聞いても良いですか?」
「あ…えっとこの前までアイドルやってて…笑」
「素晴らしいです!!!」
「え、本当ですか?笑」
「人を元気づける仕事だと思います!!尊敬します!!」
「え〜〜いやいや…ぅふふふふふふふ」
「本当応援したいです!!!!!」
「えぇ〜〜嬉しいうふふふふふふふふふふ」
「もう大金はたいて応援します!!!!!」
「えぇ〜〜!そんな!ぁははははははは」
「本当に素晴らしい仕事だと思いますよ?自信持ってください!!」
「いや〜ぅふふふふふふふ」
「僕なんてクリエイターやってるだけですから!!」
「いや〜素晴らしいですよ!ぅふふふふふふふ」
「そんな褒められると本当に好きになっちゃいますよ!?!?」
「えぇ〜〜!!えへへへへへうふふふふふふふ」
「てかもう好きです!!!」
「いやぁ〜ぁはははははぅふふふふふふふ」
「また今後ゴハンでも行きたいなと思うんですが」
「うふふふふふふふふあははははははは」
もう地獄
\(^o^)/
彼女塩対応できないけど肯定もできないからただただ笑ってその場凌ぎしてるだけなのに、こんな笑ってるだけでここまでエスカレートする事ある!?!????/(^o^)\
元アイドルちゃんの退席後、スタッフが現れ
「ただいまの相席いかがでしたか?」
「いや、もう最高でした!!」
「それは良かったです^^」
「本当ありがとうございます!!!」
と満足気だったのだが…
きっとその後メッセージがこない段階でやっと独りよがりに気付くんだろうな。
いや?気付くのか?こうゆうタイプって。笑
こうゆうのがしつこく付き纏うストーカーと化すのではないだろうか。
やはりある程度塩対応も必要だと思えたのである。