恋活戦記

独身アラサー女子の日々の戦いを記録。合理的に戦う方法と出会った男達を毒舌に紹介します。

我慢大会の5回目デート

→つづき

 

次のデートで告白が無ければもう終わりと決めた。

だからこそ次はちゃんと店を調べたりプランを考えてもらいたい。

3回目の時と同じように「プラン考え中だからちょっと待ってね😅」「店は調査中だから😅」と焦らしてもないのに何度も待ってねアピール。

今度こそちゃんと調べたり考えてたりしてくれてるのかと思いきや…

 

結局筆者が4回目デートの候補で挙げたプランの1つを持ってきた\(^o^)/マジで労力使わないな笑

 

イベントで屋台が色々出てるからそこで何か買って広場でピクニックするというプランだ。

 

「屋台でも予約とか要るかな?」

要る訳ないだろ\(^o^)/

「夜にどこかお店入るなら人気エリアだし20時閉店だから予約必須だと思うけど屋台は予約要らないよ!笑」

「そしたら昼は屋台で買ってピクニックして夜はその時の気分でお店見つけよっか♪」

「いやだから夜は予約必須だって!笑」

「え、そうなの!?」

あああああもう嫌になる/(^o^)\

頭が悪いのではなくてただの間違いなんだろうけどプライドが高くて認めたくないのか毎回「え、そうなの!?」でかわそうとするのだ。

喋るとOSSANなのにLINEの文章は女子みたいなのがまた気持ち悪い。笑

 

「でも当日にならなきゃ食べたいもの解らなくない?笑」

「じゃあ当日お店決めは任せるね!」

「任せて!美味しいお店見つけちゃうよ♪」

こう言ったからには普通ある程度調べて目星を付けておくものだけど、もちろん上地がそんな事する訳もなかった。

 

ピクニックするならレジャーシートが必要だけど、そうゆう事もちゃんと考えてるのだろうか。

デート前日の夜に100均の前を通ったので、レジャーシートを持ってるかLINEで聞いてみた。

 

しかし基本上地の返信は遅く、2時間後に返ってきた。

「持ってない!100均とかに売ってるかな?」

「さっき丁度100均の前通ったから持ってなかったら買おうかと思って連絡したの。明日待ち合わせの前に100均寄ってみるね!」

「ありがとう!」

 

なんだかなぁ。

ピクニック案に決めといて何にも考えてない事も返信が遅くてスムーズにいかない事も人任せな事も全てモヤモヤ。

 

ピクニックの目的地はA駅から徒歩15分B駅から徒歩25分程。

筆者の家からもA駅の方が近いのだが、上地の路線だとB駅なら乗り換えがないし運賃もだいぶ安い。

B駅待ち合わせのが良いかなー?」

「そうしてくれると助かるー!」

という事で当日、B駅に待ち合わせ時間より早めに行き、駅前の100均に向かっていると

「ゴメン、A駅来ちゃった😅待ち合わせ場所変えていい?」

はあぁぁぁ????何故?????\(^o^)/

待ち合わせの度に残念な気持ちにする天才か!!!!笑

 

後から解った事だが、上地はこの日天気が良いからオープンカーで行こうと急遽移動手段を車に変更し、うっかり目的地に行ってしまっていたらしい。それを黙っていたのは上地の路線を考慮してB駅集合にしていたから言えなかったのだろう。そして間違えてA駅に来ちゃったと言えば自然と現地集合の流れになると思っていたのだろう。

そんな事情を知らない筆者は…

 

「解った。じゃあ今からそっち向かうからA駅直結のAビルに入ってる100均でレジャーシート探しててくれる?B駅の100均には置いてなかった😅」

「了解!」

本当はB駅からA駅を経由して目的地に向かうのはめっちゃ遠回りだが、道に弱い上地の為に目的地集合ではなくA駅で落ち合う方が良いかと判断した。こんな事なら最初からA駅集合にさせて欲しかった😂

 

せめて筆者がA駅に着く頃までに100均で購入終わらせといてくれと願うのだが、15分経っても連絡はない。

「見つかった?」

「見つからない😅」

「店が見つからない?レジャーシートが見つからない?」

「店が見つからない😅」

こっちは保護者じゃねんだぞぉぉおおおおおお\(^o^)/

 

てかそもそも探してないんじゃないか疑惑。

何でもかんでもひたすら筆者任せなので筆者がA駅に向かってくるのを知って、何もせずに着くのをただ待っているのではないか?

これはもうなんとしても1人で100均に行って買って来てもらおう。

34歳に課す『はじめてのおつかい』しんどいぜ\(^o^)/笑

 

歩いてA駅に到着したが100均には向かわずベンチに座って上地を待つ事に。

何の連絡もないのでAビルのマップやフロアガイドの画像を添付して「着いてる?」と送ると、筆者がもう居るのだと思って「今から行く👍」「100均着いた!笑」など急に連絡が沢山くるようになる。

いやいや君が1人でおつかいしてくるのだよ。笑

 

ようやく理解したようでおつかいも完了。

「どこで待ってればいい?」

いやいや待ってるのはこっちなのだよ。笑

当たり前に筆者が100均に来てくれると思っているが、ただでさえ遠回りしてここまで歩いて来てるのでA駅の目的地方面出口で集合にさせてもらい、やっと落ち合えた。

なんと今回も元の集合時間から45分オーバー\(^o^)/

初っ端からダダ下がるテンションを無理に引き上げてレッツピクニック!!!

 

しかし、なにやら上地の様子がおかしい。

声が小さ過ぎて聞き取れないのだ/(^o^)\

「え?」と何度聞き返しても声が小さすぎて聞こえない。

普通聞き返されたら次は声量上げるものだと思うのだが、人に言われて変えるのはプライドが許さないのか全く同じ言い方を繰り返すだけなので永遠に聞き取れず。笑

 

多分これは緊張している…!

今日告白を考えているのかも…!??

 

声が小さいだけでなく、ぼーっとしていていつも以上に的外れな発言が多い。

例えば、筆者が死にたくない気持ちが強すぎて赤信号を渡るなどの危険な事は一切しない主義だという話をすると、「逞しいね!どこでも生きていけるって事でしょ?」と上地の理想かと思われる人物像に勝手に変換された。

筋違いすぎてなんて返していいか解らず「……」となっていると「逞しいって言われるの女性は嬉しくないかな?笑」とまた見当違いな返し。

「いやもちろん嬉しくないけど、そうじゃなくて赤信号渡れないくらいビビリだって話なんだけど笑」「だから過酷な場所でも1人で生きていけるって事でしょ?」

ダメだ/(^o^)\全く噛み合わない/(^o^)\

 

それからずっと我慢してた手癖の悪さに我慢の限界がきた。

今までは机を挟んで向き合って座っていたので顔を頻繁に触ってるところしか見えなかったのだが、

靴を脱いでレジャーシートに座って全身見えている状態だと大変な事が起こっていた😱

 

食べて、口を手で拭って、その手をズボンで拭って、鼻を触って(穿っているわけではないw)、その手の指を擦り合わせてカスを落とすような仕草をして、足の裏を擦って、食べて…のエンドレスリピート/(^o^)\

もう清潔感が無さすぎて気が狂いそうだった。笑

 

付き合ってもないのに注意するのはお門違いだと思って今まで我慢していたが、もう限界だ!!!

この時既にピクニックを開始して数時間が経っていて、まさに鼻を無駄に触っている時に勢い余ってついに言葉が溢れた。

「ねぇ顔触りすぎだからぁ!!!笑」

冗談ぽく注意したが明らかに強め。

上地は不意を突かれてビックリしつつもそのまま手を止めない。

小声の件と同じようにやはり人に言われて変えるのはプライドが許さないのか。

 

あくまで汚いからやめてというスタンスではなく、鼻や口から菌が入るから顔を触る癖がある人の方がコロナに感染しやすい事をTVでやっていたと伝えた。(真実)

自分もつい顔を触る癖があったけどコロナ禍になって一切やめたんだという事も伝え、君だけがおかしい訳じゃないよ的なフォロー。

「癖なんだよね〜」と直す気が無さそうなので、顔だけではなく無意識であろう先程の食べてる時の汚すぎるエンドレスリピートを話してみると、唖然としながらも自分の非は認めずに「めっちゃ見てるね〜!笑」と話を逸らす。「見たくなくても視界に入るんだって!気になっちゃって😅」と意地でも直して欲しい意思を伝えた。

 

告白が遠のいたかもしれない。

しかしこれでダメならもう仕方ない。

そう覚悟していたが上地は全く機嫌が悪くなる事もなく、その後も普通に話してくれた。

嫌なところが多くてもこんな感じなら付き合っていけるかも!!!とマイナスな出来事をキッカケに一気にプラスな気持ちへと傾いた。

 

 

→つづく

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