恋活戦記

独身アラサー女子の日々の戦いを記録。合理的に戦う方法と出会った男達を毒舌に紹介します。

急降下の2回目デート

→つづき

 

今回のデートでのチェックポイントは結婚願望があるのかという事、そしてファッション!!!

 

前回も前々回もフットサル後だった故に上下黒ジャージ姿に大きいリュックという同じスタイルしか見れてなく私服が謎のまま。

今回初めてフットサル後ではないデートなのでどんな服装で現れるかが注目ポイントとなっている。

 

当日、予約したお店前で待ち合わせしていると

白Tに黒ジャケットというシンプルで洗練されたファッションで現れた!!!!!

なんだ、私服ダサくないじゃん!!!!\(^o^)/

 

ただ、今までジャージだったので全く気付かなかったのだが…

座るとビール腹のように胸下から若干腹が盛り上がっている…!??

お酒飲めないのにビール腹ってどうゆうこっちゃ/(^o^)\中年太りにしてもまだ早いし?

デブNGの筆者としてこれはなかなか由々しき問題である。

 

しかも本日散髪したての髪型が完全にカッパ/(^o^)\

普段からこのカットらしいが、ツーブロックの上部が一直線に揃っていてタラちゃんのようなのだ。

f:id:lilica_505:20210906011602j:image

(画像はお借りしました)

美容院は敷居が高くて行った事が無いらしく、今時床屋通いというのもOSSANを感じてしまった…。

 

新車の件が引っかかっているせいで前回のように全てポジティブ変換という訳にはいかない。

 

また、前回はたまたまだと思ってあまり気にしていなかった仕草などが、今回も繰り返された事によってデフォルトなのだと判明した事項がいくつかある。

 

・飲食店で紙おしぼりをグッチャグチャにしながら手を拭き、丸めてポイッと捨てるように置くこと

 

・食べた後の口を手で拭ったり鼻を頻繁に触ったりひたすら顔を触ってて手癖が悪いこと

 

・前回は風邪気味なのかと思っていたが、OSSANのように頻繁に喉のイガイガを解消させるような咳をすること

 

全て完全に定着している癖のようで本人は無意識だ。

 

咳は無理でも食事マナーと手癖は直せる!!!

そう自分に言い聞かせた。

冗談ぽく軽いテンションで注意して本人に自覚させる事から始めよう。

まず、おしぼり。

「ちょっと〜ちゃんと畳みましょうよ〜笑」

「…え?」

おしぼりをグチャグチャに丸める事が行儀悪いという感覚がないので何の事だか解らない様子だが、ポイッと投げ捨てた瞬間に注意したのに察せないなんて理解に苦しむ。

筆者がおしぼりを指差すとやっと理解し、嫌味なのか今度は折り紙を折るかのように細かく端を揃えて時間をかけて畳み始めるという極端さ。

やはり変わっている。。

 

今回のミッションは上地に結婚願望があるか確かめる事だ。

前回ほぼ恋愛の話にならなかったので今回は突っ込んでいこうと思っているとあちらから嗾けてきた。

「歳上アリですか?」

「アリですよ!てかたった一個違いじゃないですか!笑

上地さんは歳上と歳下ならどっちが良いとかあるんですか?」

「んー…歳上かな」

おいおい歳下を前にしてよく言うな😂

てか若い男なら歳上が好きって言いがちだけど、30代で歳上が好きって言う男珍しいな…(;゚∀゚)

 

しかし話を聞いてみると、

上地は人生で1人の女性としか付き合った事がないそうで、その人が一歳上だったのだそう。

歳下とは恋愛経験がないから歳上って答えたのだろうけど、歳上って言っても一歳差やん/(^o^)\

 

そんでもってそれ以来7年彼女が居ないのだとか\(^o^)/

 

今まで散々非モテ男達と出会ってきたけど7年ブランクあるってなかなか聞いた事無いな…

 

そんな相手と交際に至るのは至難の業ではないか!?と少し不安を感じ始めたが、

元カノとは3年半も続いたらしいし、告白も自分からしたらしいし、ちゃんと女性と付き合える男なのだと信じる事にした。

 

しかし、必死にポジティブ変換している筆者の足を引っ張るかのように上地のセルフネガティブキャンペーンが始まった。

 

「結婚願望はそんなにないですかね…俺と結婚した女性は幸せになれないだろうし…可哀想」

「え、何でそう思うんですか?」

個人事業主だから安定してないし、ローンも組めなかったりするし…」

個人事業主なんて今時沢山居るし、そんなネガティブになるなら会社員に戻れば!?と思ってしまう。笑

 

ただそれに加えて実家のローンも残っている事実。

元カノも筆者と同じように上地の住んでいるエリアには住みたくなかった為、勝手に親に名義を貸して家を購入してしまった事が原因で別れたそう。

しかし上地はそのエリアに執着は無く、家族ももう住んでいないので今の家を売って新たに他の場所で住む事も可能らしい。ならば良いではないか!!!

相手を選ぶ上で変わらない部分を重視して、変われる部分は許容するというのが筆者のモットーだ!!!

 

なんとか良い方に考えようと脳内で戦っている筆者に容赦なく続く上地のネガティブ攻撃。

「結婚するならもし離婚しても1人でやっていってもらえるように金銭的に自立した人が良いです」

「……」

もう返す言葉が無かった。

結婚する前から離婚した場合を考えるか?そして言うか?笑

散々自分が金銭的に安定してないと曝け出しといて相手には金銭的自立を求めるって都合良すぎだろ\(^o^)/

 

前回は一切嫌な事を言わない人だったのに

今回はあまりに言いたい放題で何が何だか心の整理もつかない。

これは嫌われようと自分のダメなとこを曝け出してるのかな…?と思っていると

 

「てか敬語だと距離感じるしタメ語にしません?」と予想外の上地からの提案。

距離を縮めたいと考えているという事は筆者とのこれからを考えているのか?

もうどうしたいのか読めない/(^o^)\

 

そんな時、サプライズで仕込んでいたバースデープレートを店員が運んできた。

本当は心からお祝いしたかったがすごく複雑な心境。

せっかくだからバースデープレートと一緒に写真を撮ってあげようとカメラを向けると、変顔なのか判断しづらい中途半端な変顔をしてきてその顔があまりに気持ち悪く、シャッターを押す指が止まる。

ソロ写真の時は照れ隠しなのかいつもその中途半端な変顔をするという習性をのちに知ることになる。笑

 

筆者のテンションは駄々下がり。

「実は今日新車で来てるから帰り送ってくよ」

あれだけ失礼なのを承知で乗るのに抵抗がある車だという事を伝えたのに、それでも乗せたいのだなぁ。

正直電車で帰る方が断然早いが、断るのも感じが悪いのでオープンカーの屋根は閉めて走るようお願いして乗せてもらう事にした。

 

仏の時も2回目のデートがドライブだったが、本当は付き合う前に車は乗りたくない。

車に乗ったら逃げられないし、事件に巻き込まれて山奥に捨てられるニュースとかもあるし、そうでなくても付き合うか解らない人に家を知られたくない。

そんな簡単によく知らない男の車なんて乗りたくないのに世の男はやたらドライブに誘いたがる。

1回目のデートの時にその話もしたのになぁ。

 

お店に居る間はどんなに爆弾発言されても笑顔で頑張っていたが帰りの車内ではどっと疲れが出て、上地も話してこないので完全OFFモードとなり、これからどうするべきか外の景色をぼーっと見ながら考え事をしていた。

そんな様子を気にした上地は「どうしたの?静かだけど」なんて何度も聞いてくるが、そっちだって黙ってるくせに何でこっちばかり気遣って話さにゃあかんのだと思ってしまう。

 

この前のLINE通信障害の話になり、「丁度車種を言ったタイミングで返信がこなくなったから言わなきゃ良かったって後悔してたよ😅LINEのバグで良かった」と言われたので本音をぶちまけてみた。

「正直車種聞いてどうしようか悩んだよ!絶対ファミリーカーにできない車をこの歳で買うなんて結婚願望無いのかなと思って」

「え、いやこれ買った時はまだ出会ってなかったしさ💦結婚できると思ってなくて」

 

ん?それはつまり筆者と出会って結婚の可能性が見えてきたって事????笑

 

「でもね、思ったの!車はいざとなれば売って買い替える事もできるし、それだけでナシって決めちゃうのもなぁって!」

買ったばかりの車を売るなんて言われて焦り出す上地。笑

「大丈夫!今まで乗ってた軽ワゴンも捨てずに持ってるから!!駐車場2台停めれるから!!」

それは上地が僻地の一軒家暮らしだから叶う話であって、そこでは絶対暮らしたくない筆者としては結局車問題は深刻なまま解決せず。

 

ただ結婚願望が無いと言っていたのに

筆者と出会って今は違うという言葉を聞けたので、最後の最後で少し前向きな気持ちになれたのであった。

 

CROSS ME