恋活戦記

独身アラサー女子の日々の戦いを記録。合理的に戦う方法と出会った男達を毒舌に紹介します。

結婚をキメた非モテ男がマウントを取りに襲来

10年前のあの日シリーズで筆者に情報を伝えるスパイとなってくれていた冴えない系男子から久しぶりに連絡がきた。

 

彼は当時27歳フリーター。

見た目は20代とは思えないOSSAN感。

喋り方も冴えないキャラ全開でコミュ障。

彼女なんて確実にできた事がないであろう。

 

そんなTHE非モテ男でも自分の仲間にしたい程必死だった当時の筆者、

弱みを見せたり頼ったりしていたら見事に好かれてしまった。

大学の卒業祝いという事で飲みに誘われ、こちらも今まで頼ってきた手前断り辛く、一度2人で飲みに行った。

 

場所はデートにオススメと謳っている床がスケルトンで夜景も見えるチェーン店より少しお洒落でコスパの良いの居酒屋だ。

「ここ、お洒落でいいなと思って。来た事ある?」

「うん、ある。笑」

学生デートにはちょっとお洒落だけどアラサーにしたら安っぽい感じの居酒屋をドヤ顔で言ってくるあたり残念。

ガチガチに緊張しているようで普段よりも更に会話はつまらず、筆者の卒業祝いで奢ってくれるという話だったのにキッチリ割り勘。

借りがあるとは言え、なんだか時間もお金も無駄に思えるし歳上の男としてガッカリ。

 

店を出て帰ろうとすると

「ちょっとお茶していかない?」

と二軒目を誘われた。

あんなに話が盛り上がらなかったのにこれ以上何を話すと言うのだ。

「ごめん、明日早いから」

「ちょっとだけでいいから!マックで奢るよ!」

100円マックかーーーーーーーーい\(^o^)/

 

「ごめん、また今度ね」

「30分だけでもダメ?せっかくだし!」

押しに弱くて流されやすかった若かりし筆者でも、この時ばかりはどうしても行きたくないと強く思って拒んだ。

10分程の攻防戦の末になんとか生還。

 

せっかく一度デートに漕ぎ着けたのに逃すものかと「また飲みに行こう!」としつこく連絡がきたが、かわしまくってなんとか諦めてもらった。バイト先も辞めているのでもう会う事はかった。

 

が、その後もクオ田の有益な情報を提供してくれてケバ子を自爆させる事に成功し、かなり役に立ってくれた。

それもあって1〜2年に一度は連絡がくるが邪険にできないところだ。

「久しぶり♪最近はバイト先のメンバーと会ってる?俺は社員の〇〇さんとはたまに飲みに行ってるかな」と、内容はいつも同じ。

現役の頃バイト先に仲の良い人が居なかった彼は、飲みに行く程親しくなった社員が居る事をアピールして張り合ってくるのだ。

筆者は当時から社員もバイトも分け隔てなく大勢と仲良くしていた為未だに多くの人と繋がりもあり、張り合われるのは御門違いにも程がある。

 

そんな定期的な連絡もここ最近はずっときておらず、もう連絡を取る事はないかなと思っていた。

 

ここで冒頭に戻るが、そんな非モテ男から久しぶりに連絡がきたのだ。

「久しぶり♪元気?」

出た、このパターン。

別に元気じゃないし、筆者が元気かどうか気にして連絡をしてきた訳ではあるまい。

要件はなんなんだ。

「久しぶり〜どうしたの?」

「元気そうで何より♪一応、報告までに。
この度、結婚することになりました♪

バイト先に居た頃は夢のまた夢のことだったので、現実となると何か不思議な気がする(^_^;)
頑張っていきたいと思います✨」

 

一応報告までにって10年も会ってない仲やぞ😂

勝手に私に決意表明されても!!!!!!!笑

しかも「元気そうでなにより」って適当すぎだろ\(^o^)/

 

と、思ったけど筆者に連絡するしかないくらい友達居ないんだろな…と察し、

 

「別に元気ではないかなー笑

おー!おめでとー!!どこで出会ったのー?」

と興味を持って会話を続けてみた。

 

「なんとマッチングアプリ!〇〇ってアプリ知ってるかな?」

ほら筆者が元気あるかどうかなんてどうでも良くて、結婚自慢がしたいだけやん(^ω^#)

 

「そうなんだ〜!すごいねー!奥さんいくつなのー?」

正直こんな非モテ男が結婚できると思っていなかった。

絶対相手は40代とかなんだろなと思った。

「なんと俺の5歳上なので42歳ー!

ビックリでしょ?でも見た目42歳に見えない感じなの(^_^;)」

ほらな。

別にビックリしないわ。

むしろ歳下だったらビックリするわ。

 

「そうなんだー!なんとなく非モテ男くんは歳上だろうなと思ってたよ😏笑

若く見える42歳素敵だね✨」

もうここまで気持ち良く自慢に乗ってあげたのだからこの辺で勘弁してくれ。

 

「歳下には鬼のように相手にされない感じだった(^^;)即フラレたり、音信不通が多かったね💦

なぜか歳上からはニーズがある(^^;)

 

…バカなのか?

単純に、選択肢のある若い子や同世代からは相手にされず、選択肢のない40代女性が妥協して選ぶしかないランクなのだという事を自覚してくれ/(^o^)\

 

ありがとう!色々これから段取りやらで、大変だけど頑張るね♪

凛々華ちゃんは、結婚とかどうなの?」

出たーーーーーーーーー\(^o^)/

今まで一切恋愛の話なんて振ってこなかったくせに自分が結婚した途端余裕ぶりやがって😂

「頑張ってー!私は結婚は全然だよ😂」と送ると👍のスタンプで返された。

 

こっちの近況を聞いて満足かよってモヤついていたら翌日にまたメッセージがきた。

「そうなのね。今は婚活とかしてるの?」

 

正直全く上手くいってない婚活状況なんて聞かれたかないが、色々返答していると非モテ男くんは自分の婚活ストーリーや奥さんとの出会いや最初の印象などを色々と語り出した。

 

こんな非モテ男でも結婚に辿り着いたのは筆者としても希望ではあるし、こちらも興味を持って色々聞いていると気分良く色々と語り始め、婚活の秘訣やアドバイスなどをし始めた。

 

ん?これマウント取ってきてるんかな?笑

 

ちょっとさすがに面倒臭くなってきたので返信をやめたのだが、1週間後…

「お疲れ様ー凛々華ちゃんが行った婚活パーティーってどこのかな?」

気持ち良くアドバイスしてたところ途中で終わってしまって物足りなかったのだろう。

「言いたくない!笑」と伝えると「そっか💦」と返ってきて会話が終わったかと思うと、

今度はまた

「最近バイト先の人達と会ったりしてる?俺は社員の〇〇さんと会うくらいかな」といつもの話題。

結婚するくせに意地でも筆者と連絡を取り続けようとするのはなんなん。

 

「最近は減ったけど仲良い子とは会ってるよー」

「そうなんだー結婚してる人も多いのかな?」

自分が結婚決まると急に周りが結婚してるか調査し始めるのなんなん(^ω^*)

 

「あと話変わるけど、結婚に伴いついに長年住んだ〇〇を出ることになりそうー!なんか寂しいものがある💦おそらく都内で家を購入する予定なんだ」

いや10年会ってないし、ずっと〇〇に住んでるとか知らんがな\(^o^)/

そんでもって都内で家購入を自慢したかっただけだろ。

ある程度話を聞いてあげて強制的に「じゃあまたねー!」で終了。

 

 

↑よく結婚決まった女友達や同僚がマウント取ってくるのが辛すぎると聞くけれど、筆者の周りには一切居らず、むしろ嫌な気しないからもっと詳しく惚気とか聞かせて欲しいと思っているのだけど、

 

まさかの格下に見ていた非モテ男(現37歳/ずっと実家暮らし)からマウント取られるとはね/(^o^)\

こんな未来予想していなかったぜ。。

 

でも彼も昨年の夏から付き合い始めて今年に結婚が決まったと言うから、もしかして筆者も来年には結婚している可能性だってあるかもしれないと希望が持てた。感謝。

CROSS ME