恋活戦記

独身アラサー女子の日々の戦いを記録。合理的に戦う方法と出会った男達を毒舌に紹介します。

■イベンターからのアプローチ

↑この合コンに参加して以来、積極的に誘ってくるイベンターC男

 

2人で飲みに行く気はしないが、出会いも無いのでイベントに行くのはアリかもしれない。

連絡がしつこいので直接連絡は取らずにL子経由で参加の連絡をしてもらい、L子と一緒にC男主催イベントに参加する事にした。

 

すると、すかさずC男から直接イベントの詳細が送られてきたのでお礼スタンプで返すと「お待ちしてます!会えるの楽しみにしてます♪」とメッセージもきた。良い子なんだがどうも面倒くさい。

 

当日、会場に行ってみると、小さな飲食店を貸し切った15人程度のイベントであった。

C男はよく居る個人でやっているイベンターとは違い、イベント会社に勤めていて仕事としてイベントを運営しているらしい。

なのでスポンサー会社もついていて、その会社の商品がクジで当たる豪華企画もあった。

 

スタッフはC男とスポンサー会社のソース顔の男の2名のみで、会社名も出していないし、ネットでイベントの宣伝もしていないし、会場前にポスターや看板も無く、会社主催のイベントには思えない。

このレベルだったら今時みんな個人でやっているのになぁと思うが、今回景品がある事で少し信憑性が出てきた。

 

肝心の出会いに関してだが、会場を見回すと少し離れた所にイケメン2人組を発見。

しかし、話しかけるには遠い…!!!

幸い肉食女子が今回居なかったので自ら行けばお話できたのだが、ウジウジしているうちにイケメン2人組は隣の若い女子達に話しかけ、2:2でグループができてしまった。

 

L子と一緒に戦場に参加すると必ず1人参加の者に声を掛けられるのだが、今回も例になく隣に居た冴えないコミュ障系1人参加者に話しかけられた。

気が乗らない返事をしていても空気を読まずにずっと質問攻めだ。

 

しばらくしてコミュ障がどこかに行くと、スポンサーのソース顔男を連れてC男が挨拶に来た。

参加者は若者ばかりで居辛かったが、ソース顔男はタメらしくホッとした。

 

もう1人同世代が居るとC男が連れてきた男は石油関係の仕事でめっちゃ稼いでいるのだとか。

しかし見た目は冴えなくておじさん臭いし、自慢話ばかり。

気付けばC男達も居なくなり、石油男の自慢話をL子と筆者がひたすら聞くだけの時間が長く流れた。あまりに居心地が悪く、とても聞いていられず、ドリンクを取りに行く際に抜け出した。L子は楽しそうに話を聞いているのでそのまま残して1人でバーカウンターで飲んでいた。

 

さすがにこの狭い店の中でボッチ感がすごいし時間も勿体無いし、こんなとこに来て1人で何してるんだろうと思っていると、ソース顔男が隣に来てくれた。

主催側なので気を遣ってくれてるのかと思いきや、C男ばりのガンガンアプローチが始まった。

今度デートしようと言われ、社交辞令で軽く返事すると、他の男達に「めっちゃ美人でしょ!今度デートするんだ♪」と自慢し始めた。おいおいおい。。

ソース顔男は身長も高めだし顔も悪くはないし、C男よりも全然アリだ。同世代なので結婚も考えやすい。

しかし、結婚願望の話になると全く考えてないとの事。

「40過ぎてからでいいかな♪」と。

 

全男子に言いたい。

40過ぎてから若くて可愛い子と当たり前に結婚できると思うなよ?

「いや別に20代じゃなくてもいいんだよ!綺麗な30代なら!!

は?何様???笑

今なら同世代だけど40になったOSSANを綺麗な30代が選ぶかボケ。

40になったOSSANは若さ保っているイケメンか相当稼いでない限り、いけて綺麗な40代だよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

というのをもう少しソフトに伝えると現実の厳しさに愕然としている。

何故男は皆そんなに楽観的なのだろう。

そうやって40までのらりくらり生きて、いざ嫁を探そうとしても誰にも相手にされなくなったOSSAN達を戦場で死ぬ程見てきた。

今ならまだ間に合うんだぞ…?

 

「とりあえず1回デートしましょ!!」

なぜそうなるーーー/(^o^)\

 

ソース顔男が去ると、今度はまた変な男に声を掛けられ、「あ、私ちょっと料理取ってこようかな…」と脱出を試みると「あっち行ってみましょうか♪」と一緒に行く流れに持っていかれそうになる。

ふとL子を見ると、最初に目を付けてたイケメン2人組と喋っているではないかーーーーー!!!!!

何故!!どうやった!!!!!?

「あ、私ツレが居るので…戻ります」とL子の元に行き、念願のイケメン2人組との交流に成功。

 

ヤバい男が居たら逃げるのに狙った男が居たら戻ってくるなんて我ながら本当最低だ/(^o^)\

限られた時間を無駄にしないように合理主義で動いていてもなかなか上手くいかず、結局L子のように損得考えずに来るもの拒まず精神の人の方が運が巡ってくるのかもしれない。

 

ただ、L子に聞くとこの人がタイプだとかこの人は苦手だとかそういうのが定まっていないのでどう動いたらいいのか解らないのだそう。

なのでデートに誘われてもアリナシ判断ができないのだとか。

戦場で場数を踏めば自ずと瞬時に判断ができるようになるが、ある程度自分の求めている人物像を明確にしておかないと動き方も解らないし見極めるのは厳しいと思った。

 

恋愛対象センサーの感度弱めな人は、まず譲れない恋人の条件を5つ以上書き出してみてほしい。婚活パーティーなどの指名に順位をつけなくてはいけない戦場や立食パーティーなどの自由に動く戦場ではある程度自分の求めてる人物像をハッキリさせといた方が変な男に当たらずに済む。

 

 

L子のおかげもあり最後の最後でイケメン2人組と2:2で楽しく話せて盛り上がった。

1人はワイルド系イケメン、もう1人は岡田将生のような綺麗系イケメン。

筆者はもちろん後者がドタイプだ。

しかし、2人は筆者のNG職業である警察官であった。

年齢も若く、恋愛対象として現実的ではないが

最後に楽しく話せて後味が良いので満足\(^o^)/

 

しかも、まさかのイベント企画のクジに当選して化粧品ゲット\(^o^)/

知らないブランドだが参加費の倍はする値段のスキンケア化粧品だったので、結果今回は参加して良かったと思えた。

 

出会いは無くても参加費以上の景品が当たるといつもの虚無感は無く、得した気分だ。

 

帰宅中、早速C男から連絡がきた。

何往復かやり取りをして離脱。

 

恋愛対象にはならないと思いながらも、なかなか見た目がタイプな人と会える事はないので一応綺麗系イケメンに社交辞令でLINEを送ると「またみんなで飲みましょう」と脈ナシで、筆者の好みでないワイルド系イケメンからは2人で飲みを誘われるがこちらは「みんなで行こう」と流すというお決まりの矢印一致しないパターン。

 

ソース顔男からも「結婚観勉強になりましたー!笑 化粧品使ってくださいね♪」と連絡がきたのでスタンプで返すと、

「体感聞きたいです♪」と繋げてくる。

 

…体感??使用感だろ??笑

いちいち頭が悪そうな発言が引っかかる。

 

化粧品を貰えてラッキーだったが、スポンサーであるソース顔男の会社の提供なので、シカトもしづらい。

「今使ってるやつが終わってから今日貰った化粧品おろそうと思ってます!」と伝えると

「今月中に一度ご飯しましょー♪」と返ってきた。

もう化粧品の感想関係ないじゃん\(^o^)/

 

「ソース顔男さんの奢りなら行きます♡」と送った。こんな事を言っても尚誘ってくれるなら行ってもいいかなと思った。

「それならランチですね♪」と返ってきた。

その返し、ダサ!!!!!!!!!

「最初からランチのつもりという事にして「もちろん!」と言えば相手にケチったと思われないのに!!笑」と思わず指導。

「正直な男なんです〜〜涙」と情けない返事が届いた。

「ディナーでもカッコよく奢ってくれる男じゃなきゃヤダ😂笑」と送ると「出直します!」と追い払う事に成功。

気乗りしない男からの誘いは事前に奢りか確認して、それでも誘ってくれるのなら行くくらいにした方が行って時間の無駄だったという虚しさを防げる。

 

その後もC男とソース顔男からのイベントの誘いは絶えなかったが、シカトし続けていたらついに収まったのだった。

彼らは本気でアプローチにきたのか、イベント要員の確保の為なのか、結局よく解らず。

どっちにしても男として魅力は一切感じられなかったのだった。

CROSS ME