恋活戦記

独身アラサー女子の日々の戦いを記録。合理的に戦う方法と出会った男達を毒舌に紹介します。

10年前のあの日を振り返る❸ 〜モテ期編〜

→つづき

 

さすがに10年も前なので時間軸や記憶が曖昧なところもあり、封印していた当時の手帳を開いてみたのだが、毎日が激動。

現在のように予定がない日なんて1日もないし、日々同じ繰り返しなんて事もない。

 

忙しながらも手帳には毎日の予定や誰と何を話してどんな気持ちになったかなどがちゃんと記されていた。

 

日々充実してるけど何かしら自分にとって事件が起きたり、胸が高鳴ったり大泣きしたり、若い時って本当に心が忙しかった。

小っ恥ずかしい事や辛くて思い出したくない事が多すぎて2010年の手帳は数年間どうしても開く事ができなかったのだが、10年経ってみるとなんの躊躇もなく読み返せた。

 

前回4人の候補者が居たと書いたが

手帳を見返すとそれどころでは無かった。

同時期に厄介すぎる男3人からもそれぞれアタックされていた!!!!

辛い記憶しかないがやはりモテ期だったのか/(^o^)\

いや、厄介な男からならば今だって戦場に出ればいくらでもガンガン来られる。

当時はそれらをシカトする選択肢があるという事を知らなかっただけかもしれない。

これらの厄介な男達の話はまた別で記事にしようと思う。

 

筆者の気持ちは

王子先輩>低音くん

となっていた。

 

低音くんとは夏祭りデートして浴衣で手を繋いだというのにそこから進展がなく、

そんな時に王子先輩との思い出が上書きされてしまったのだ。

何にトキめいていたのか完全に忘れていたが手帳の記録によると、真顔で何度も「可愛い」と言って照れさせてきたり、写真を撮る時に肩に腕を回してきたりしたのだとか。それは…

惚れてまうやろーーーー\(^o^)/笑

しかも普段チャラいタイプではなく、寡黙でクールなキャラだったからこそ効果的であった。

 

一度も自分から異性をデートに誘った事のない筆者であったが、翌日友達に王子先輩の話をすると、花火大会に誘う事を約束させられた。

気合いを入れて早速お誘いメールを打とうとしていたところ、ダブルデートに来てもらったK子から「王子先輩の事どう思ってる?」とメールがきた。

 

ど、どうって…

まだこの時点で気持ちがあるとは言えなかった。

上手くいくかも解らないので隠したい気持ちがあった。

 

「別にどうも思ってないけど^^;」

 

なら私、王子先輩狙ってもいいかな?

ええええええええええ!!!!!

少女漫画のような展開。

K子が肉食女子な事を忘れていた。

完全に筆者と王子先輩がイイ雰囲気でそれをK子も察していると勝手に思っていたのでまさかだった。

 

仲の良い子がライバルになり、一気にテンションがダダ下がりしたが、

取られたくない!!!!!!という気持ちで好きな気持ちに拍車が掛かった。

急いで王子先輩に「今度花火大会行きませんか?」とメールを送った。

K子が正々堂々宣言してくれたというのに、抜け駆けもいいところだ。。

 

しかし、一度も2人でデートした事のない関係性なので共通のコミュニティーのみんなも一緒にという事だと王子先輩は解釈し、「じゃあみんなに声掛けてみるわ!」と返信がきた。無念。

 

K子の方も王子先輩を誘ったようで、前回のメンツ4人でカラオケに行く事になった。

K子と決戦になるのかドキドキ。

 

 

恋愛にうつつを抜かしていた筆者だが、バイトではミスを連発していた。

そしてついに普段は出てこない店の1番偉い人に呼び出され、雷が落ちた。

ミスが多いだけでなく、近頃調子に乗ってる態度にもブチ切れられた。大泣き。

 

ここのバイト先では全力で一生懸命だった故に悔しかったり悲しかったり構ってちゃんだったりでとにかくあの頃はよく泣いていたのだが、この日は身体の水分が枯れる程泣いた。

なんと1日で2kgも痩せた。笑

魂が抜けたようにボロボロになり、周りのみんなが心配する程だった。

 

まだダブルデートの日から1週間も経ってないというのに、ショックが大きすぎて王子先輩の事は脳内から消えていた。

とにかく同じバイト先の仲間に話を聞いてもらう日々。大泣きした当日からクオ田が優しくて救われた。それから飲みに行く事が増え、連絡も頻繁にくるようになった。

本気か解らないが数人居る飲みの場で口説いてくるようになったが、どう対応していいものか解らず流す事しかできなかった。

 

そんな中、バイト先で1番爽やかな最年少くんが男女数人で海に行こうと声を掛けてくれた。

メンツは最年少くんのチョイスらしく、女子メンバーに選ばれた事が素直に嬉しい。

男子メンバーには最年少くんが1番仲良くしているサンデーも居た。

筆者に想いを寄せるサンデーも含む男子達と海に行く事にクオ田がいつも通りいちゃもんをつけてきそうな気がしていた。

海に行くメンバーは皆同世代で、アラサーのクオ田は入っていない。

 

海に行く日の前日には違うメンバーと浴衣で花火大会に行ったのだが(王子先輩と行く予定の花火大会とは別)

クオ田が浴衣の写メを送れとしつこく、仕方なく送ったら絶賛してきた。

きっと今度は水着の写メを請求してくるのだろう。

 

どう宥めようか面倒くさく思っていると、特に探ってくる事もなく文句を言ってくる事もなく「楽しかったー?」とアッサリで拍子抜け。

日頃ガンガンとアプローチしてくる事にウザく感じていたくせに、いざ急にアッサリされると少し物足りない。

嫉妬をしたりしないところが大人の余裕なのかもと少しずつ魅力を感じ始めていた。

 

 

ここまでが低音くんとの夏祭りデートから1ヶ月間の出来事。

密度が濃すぎる。笑

この1ヶ月の中で記載していないが合コンがあったり、厄介な男に攻められたり、オールしまくったり、テスト勉強やレポート提出があったり、新しいバイトの面接を受けたりもしていた。

出来事が多すぎて気持ちの変化も激しい。

 

ボーッと過ごしてたら1ヶ月何の変化もなく過ぎていく現状に当時の刺激を少し分けてもらいたい😂

 

→つづく

 

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