恋活戦記

独身アラサー女子の日々の戦いを記録。合理的に戦う方法と出会った男達を毒舌に紹介します。

お茶デートにこだわる男

今年入ってからモチベ下がりまくりつつも、たまにアプリを開いていいねチェックをしていた。

筆者なんかにいいねをくれるのは絶望的にTHEモテなさそうな男達ばかりだ。

積極的に自分からいいねを押していたアプリ全盛期と違ってマッチングはなかなか難しい。

ならば自分から押してみようかと良い人を見つけてみても、いいね数がエゲツない。。

世の大多数の女子と気が合ってしまうノーマルすぎる好みが憎い。

 

なので妥協しながらもいいねをいただいた中で何人かマッチングさせ、その中でメッセージをいただいた人に返し、しかしやり取りが続かず終息を繰り返し、ただ1人生き残った相手とついに会う事になった。

 

プロフィールは可もなく不可もなく。

普通に働いていて普通の給料で背は高くもないが低くもない。

画像は1枚だけできちんと顔がアップで写っているが、カッコ良くもなく不細工でもない。

笑顔が無く下からのアングルで見下しているような目線の為、威圧的な印象だ。

 

その印象に反してメッセージはとても丁寧でマメなので唯一長々と続いたのだ。

魅力的ではないが、絶対NGな項目が無いという事だけで貴重だ。

「普通の人」というのは婚活界では珍しく、売り手市場なのだから…!!!

 

普通くんはゴハンではなく意地でもお茶に誘ってくる。

まぁ初対面なのでもし合わなかった場合、お茶の方が短時間で済むのでお互い安心だ。

男性からしてもゴハンだと奢るのに高くつくからお茶のが良いのだろう。

「飲みに行こう」と言われるとヤリモクの可能性も捨てきれず少し警戒する。

お茶ならそういう心配が無いし、飲みたいだけとかでは無くちゃんと相手と向き合う為に会いに行く感じがして筆者は好感が持てる。

 

おまけにLINEを聞かれる事なく、アプリ内のメッセージのままでやり取りし、会う事になった。

 

男性はバックレられる事があるとよく聞くので事前にLINEは聞きたいだろうに律儀だ。

お茶にした事やLINEを聞かないままにした事は筆者への気遣いなのか、はたまた筆者がヤバい奴だった場合に上手く逃げる為なのか。

 

しかし当日、待ち合わせ場所で普通くんを見つけられず。

洋服の特徴を言われたが、人通りも多く、いまいちこの人だという確信が持てない。

LINEを交換してないので電話ができないのが不便だ。

 

見つけられない為、場所を移動してお店の前に居るとメッセージを送った。

先に到着してあちらに見つけてもらおうという作戦だ。

後ろからいかにも筆者の様子を伺っている自信無さ気な男が来たので、そうかなと思いながらも知らぬふりでアクションを起こしてもらうのを待ち、なんとか落ち合った。

 

普通くんは写真の威圧的なイメージとは打って変わって気の弱そうな顔でヒョロヒョロした体型だった。メッセージ通りとても丁寧で人柄の良さが滲み出ている。

穏やかできっと性格も良いんだろなぁと思う。

 

が、

死ぬほどつまらない/(^o^)\

 

ひとつの話題から展開できないようで

兄弟の話をしたらずっとその話で止まったまま。

好きな食べ物の話をしたらずっとその話で止まったまま。

これは1時間と持たない…( ꒪⌓꒪)

 

しかも苦手な食べ物を聞かれたので辛いものと答えると「どれくらいならいける?」なんとか少しでも辛いものを食べさせられないかという魂胆が見え見え。

「僕辛いの大好きなので一緒に行ける人がいいなぁって」

だろうな!!!!

安心しろ!!!!!

お前と付き合う事はないから!!!!!!!\(^o^)/笑

 

自分の苦手な物を食べさせられたら嫌だろうに、何故お前の好物に合わせてこっちが食べれないものを合わさにゃならんのだ。怒

 

1時間で兄弟と食べ物の話しかしてないが全く盛り上がってもなく無言も続くので、1時間ちょっとで切り上げた。

「もう?」という顔をしているが、その為の「お茶」なのだろう。

 

お茶デートのいいところは合わなかった場合早く切り上げられるし、盛り上がった場合は「この後夕飯も一緒にどう?」となって長く時間を過ごせる事だ。

しかし、合う合わないというのは、双方の意見が一致するとは限らない。

 

筆者はお茶で本当に良かった\(^o^)/

となったが、普通くんはお茶にして失敗という感じが伝わってくる。

わざわざ街に出てきたのに1時間ちょっとでデートが終わり、帰るのも惜しくて買い物に向かった様子。

筆者はこの後すぐにパーティーを予約したのだった←

 

LINEも交換してないし、このまま後腐れなくフェードアウトできるなと思っていたら、

翌日アプリ内でメッセージが届いた。

次の誘いなどはせずにお礼だけで様子を伺っている様子。

こちらもお礼だけ返すと、早速「次はゴハン行きましょう!良かったらLINE聞いて良いですか?」ときた。

申し訳ないがもう行く気はないのでフェードアウト。

 

リスク回避の為にお茶にした事とLINEを予め聞かなかった事が裏目に出た普通くんなのであった。

 

 

普通くん編・完

CROSS ME