恋活戦記

独身アラサー女子の日々の戦いを記録。合理的に戦う方法と出会った男達を毒舌に紹介します。

自分の思う通りになると思ってる歳下男

↑この時のパーティー後、スタッフから夜の時間のパーティーに無料招待された。

収穫無しで帰るのも悔しいので夜まで時間を潰して参加する事に。

 

しかし開始時間30分前に電話がかかってきて「グループで参加申し込みされてた男性数名からキャンセルが出てしまい、女性のが多くなってしまったのですが参加されますか?」と。

 

既に数時間潰したのに今更帰ったらカフェ代も時間も無駄すぎる…!!!

という事で参加すると、

本当に男性が少なく、ほぼ待ち時間\(^o^)/

するとスーツを着た男性スタッフが来て

「先程のパーティーでは何人にも選ばれてましたがダメでしたか…?」と。

何やら男性サイドから全然女性とカップリングできないと苦情がきているそう。笑

何を重視して男性を選ぶのか聞かれた。

んーーー……外見?←

お兄さん苦笑。

元彼は何が良くて付き合ったのか、相手のどこを見てるのか等、男性参加者の為の調査をされた。

筆者の意見は参考にならないだろう。。

 

そしてこのパーティーの終了後すぐに開始する次のパーティーの方が男性参加者が多いので続けて参加しないかとまた無料ご招待の案内をされた。

 

疲労もピークで悩んだが、長時間待ったのに このまま収穫無しに帰るのもやるせないので次も続けて参加する事に。

1日3回参加という最高記録更新。

 

先程の男性スタッフが居る手前、最後の回こそカップリングして帰りたいところ。

 

なんと三度目の正直で指名してもいいかなと思える男が2人現れた。

 

1人は見た目は良し。必須条件もクリア。

同世代。しかしコミュニケーションがスムーズにいかない。少林寺拳法をやってるらしくクセが強そう。

もう1人はムチムチしてて筆者好みの体型では無いが背が高いのであまり気にならず、可愛い顔をしており髪型や服装の雰囲気が好み。年齢は範囲外の7歳下。喫煙者。しかし参加者の中で1番楽しく話せた。

 

恋愛なら楽しく話せる相手がいいなと思うが、婚活として考えると年齢的にも条件的にも丁度良い少林寺を第1希望に指名した。

 

が、結果第2希望の7歳下の方とカップリングした。

瀬戸康史に似てるので康史と呼ぶ事にする。

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写真はお借りしました。

 

今まで4歳下までは付き合った事がある。

5歳下までは許容範囲内としている。

それでも年々自分が年をとる度に年齢差が広がり

昨年は滑舌くんなど6歳下ともデートを経験。

そして今回初の7歳下。

 

こやつもまたぐでたまと同じで「1番話しやすかったです!」と言ってくれた。という事は1位指名してくれたのだろうか。少なからず自分は1位指名されたと勘違いして得意気になっているように見えた。

地方出身のようでたまに聞いた事もない方言が出るので毎度聞き返すと「も〜!俺と居るなら慣れて!!」俺の事選んだんだろ?感がすごい。

慣れるも何も初対面だし初めて聞く方言でどうやって慣れるのさ。

 

彼は「パスタが食べたい!」とピンポイントで言うと、良い店が見つからなくても「もうパスタの気分だからパスタじゃなきゃやだ!」と我儘を言ってひたすらパスタ屋を探し回った。

既に時間も遅くコロナの影響で営業時間短縮もしていて店を見つけるのに一苦労。

そんな我儘を言っといて「歳下だからって弟みたいに思われるのはやだ」と主張。なら歳下感出して甘えるような言い方やめてくれ。

 

パーティーの時はチャラそうな雰囲気だったが結婚願望は強いらしく、早めにしたいと思っているらしい。

若い子と付き合うデメリットは婚期が遅れる事だが、早く結婚する気があるのなら7歳下でもアリなのかもしれない。

 

「2年くらい付き合って半年同棲してから結婚が理想かな」

確かに筆者もそれが理想だ。

しかしそれでは筆者の年齢的に遅すぎる。

若い子の「早めに」は2年半なのか。そうだよな。

 

筆者は結婚前に同棲する気はない。

そのスタイルを貫いた友達の方がスムーズに結婚している確率が高いのも事実だ。

その事を伝えると康史は「でも実際一緒に住んでみないと旅行とかじゃ解らないじゃん!」と言った。確かにそうだが筆者はこう返した。

「2年付き合ってから結婚するつもりで同棲始めて合わなかったら別れるの?絶対一緒に住んだら嫌なとこは出てくるんだから結婚するつもりで同棲するなら結婚のタイミングで一緒に住めば良くない?」と。

筆者の年齢で2年無駄にするのは死活問題という事は理解したようで渋い顔をしている。

そもそもまだ初対面で付き合ってもないのに結婚観を合わせねばならぬのか。

 

「結婚相手の条件で譲れない事ってある?」と聞かれたので、あえてタバコが嫌な事を伝えた。

「じゃあ何で俺を選んだの?」と聞かれたが

選んでないんだわ/(^o^)\

補欠なんだわ。笑

とは言えずに「やめてくれるなら良いかなと思って。喫煙者は除外してた友達も範囲を広げて喫煙者と付き合ってみたら結果やめてくれたって話を何人も聞くから」と言うとまた渋い顔をしている。

「タバコ吸わない人には気持ち解らないよ」と開き直っているが、タバコ吸う人にこそ吸わない人からすれば迷惑で無駄でしかない気持ちは解らないであろう。

 

「…俺は料理はそれなりにできて欲しいと思うよ?」

ん?

自分はタバコやめない主張から何故そうなる??何故上から???笑 

「料理できる人がいいな」とかなら解るが付き合う話にもなってないのに何故お前に「料理できて欲しい」とか言われなあかんの??笑

「…それは私もできて欲しいと思うよ?笑 そんなん男女関係ないでしょ」

と言うと「う〜〜……俺料理はできないんだよ!家事はやるから!!」

「料理も家事ですけど?笑」

だんだん頭の悪さに萎えてきた。

そもそもまだ付き合ってもないんですが。笑

食べ物の好き嫌いもかなり多いようだしそれで料理作れってどんだけ自己中なんだ。

絶対こいつには作りたくない!!!!!!

 

気も合わないしパスタを食べたら解散かと思いきや、もうちょっと話したいと言われ外のベンチに座って第2ラウンドスタート。

 

康史はやたらディズニーが好きか聞いてくる。

もちろん好きだが年パス持ってるようなファンではないし、キャラクターが好きとかでもなく、数年に1回行けたらいいなレベル。

別に康史もディズニーファンでは無いらしいが地方出身故にディズニーデートが夢らしく、やたらと細かく聞いてくる。

「耳とか付ける?」

「大人になってからはあまり付けてないかな笑」

「俺は付けたいけどな〜付けて欲しいって言ったら付けてくれる?」

「もちろんそれは笑」

そこ事前確認するほど重要????笑

7歳下ってこんな子供??????笑

てか付き合ってもないんだってば😂

「いつもディズニー行く時は何時くらいに行く?」

「学生の頃は始発で行ってたけど大人になってからはのんびり昼前とかに行ってるかな」

「んー…そっかぁぁ…うーん……俺は結構朝早くから行きたいタイプなんだよねぇ…!」

「せっかく行くならそうだよねー私も若い頃はそうだったー!」

「俺は朝から楽しみたいから一緒に行く時は朝起こすかも!笑」

「あぁ、うん。」

だから付き合ってないんだってばー!😂

 

散々付き合うにあたって一緒にディズニーを楽しめるか確認されてから、今度は自分の考えを受け入れてもらえるか確認し始めた。

 

自分は話すのが好きだから話を聞いてくれる人が良い。

地元で仲の良い女友達とは普通に2人でゴハンに行ったりするので許してくれる人が良い。

マイホームはこの辺りに買いたい。

結婚式はこの場所が良い。

etc...

 

相手には色々注文しといて自分の考えを受け入れてくれるかばかり確認して、こいつは全て自分の思う通りになると思っているのだろうか。

 

とにかくよく喋る。普段お喋りな筆者が聞き役に成らざるを得ないくらい自論マシンガントーク。勝手に喋りまくって、俺の話を聞いてくれるから嬉しいとかほざいている。

 

付き合うのは無理だなと思いつつも最近出会った中では割と楽しく話せるタイプであり、夏の夜の気候が気持ち良く、日付が変わるまでベンチで話した。

家もたまたま近所で話しながら歩いて帰った。

 

始まったばかりの夏、今年はどうせ出会いも無さそうだし遊ぶ友達も減ってしまったし、孤独に夏を過ごすくらいならひと夏のデート相手として何回か会ってもいいかな…と思った。

 

けれども

これでは去年と同じ事を繰り返してしまうという事に気付いた。

まさに同じ時季に滑舌くんとゴハンに行ったりカラオケに行ったり水族館に行ったり花火大会に行ったり夏デートを繰り返していた。

 

しかし、滑舌くんも若いくせに女性が料理をするのが当たり前だと思っている昭和タイプ。

「料理はする?」「自分の作った料理は美味しいと思う?」など自分は一切作れないくせに一丁前に品定めしてくる。

まだ社会に出たばかりで給料も貯金も筆者のがずっと多いのに家事までやらされて結婚するメリットが1mmも解らない。

ひと夏の楽しい思い出はできたが全く愛着が湧く事は無く、淋しさを紛らわしていただけなのだと気付いた。

その後も滑舌くんからは何度も訳の分からないLINEスタンプが送られてくるが返したい気持ちはない。

 

康史とも未来が見えないのにこれ以上会ってもしょうがないかなと思った。

 

翌日「今日は〇〇が食べれる所行きたいなと思った!」またピンポイントで食べたい物を連絡してきた。

もしゴハンに誘ってるつもりならこんな自己中で甘えてる言い方は萎える。

「そうなんだ!私は昨日外食したから今日は自炊する」って送ると「そうだね、俺も自炊しよ〜」と言うからやはり誘いの言葉だったのだろう。

振り回されるのは懲り懲りだ。

昨夜の楽しかったひと時を錯覚という事にして前に進む事にした。

 

康史編・完。

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