昨年NHKで放映していた
「ゾンビが来たから人生見つめ直した件」が
なかなか考えさせられるドラマでして、
生きる意味も解らずダラダラ生きていたアラサー女子の主人公が、ゾンビの侵食によって本当に大切なものや自分の願望や生きたいという気持ちに気付いていく話なのですが(説明してて訳が解らない笑)
主人公が住んでいる地方都市がどんどんゾンビ感染拡大してしまって、政府に街ごと封鎖されてしまう設定、現実ではあり得ないけど恐ろしいな…って昨年思っていて、
まさか1年後に現実で起きているとは、ね。
感染していない人も居るのに船ごと隔離されたり街ごと封鎖されているニュースを見て、まさにこのドラマだと思ってしまった。
ネットも繋がらず完全に外の世界から遮断され、どんどん食料や生活用品は無くなっていき、調達の為に店に向かう途中にゾンビに襲われるリスクもあり、この街にいる限りどんどん人はゾンビと化していく。
この街から逃げ出そうとしても全身防護服を着た軍人が銃を持って見張り番をしている。政府は残った人間を助けてくれる気は全く無い。
ちなみにこのドラマでは噛まれたらいきなりゾンビになる訳ではなく日に日に変貌していくのだが、さっきまで自分が生き残る為にゾンビを蹴散らして外に閉め出していた側だった人が噛まれた瞬間から人間として扱われなくなってしまうのを目の当たりにし、誰だって人事ではないという恐怖を感じる。
愛する人がゾンビになったら自分の身を守る為に見捨てるのか。
この非常事態を利用して金儲けを企む人が出てくるのか。
など普段は見えてこない人間の欲望が顕著になるのだが、これもなんだかリアル。
今観たら1年前よりも現実味があるんだろな。
気になった方はオススメなのでぜひ!
コロナにより恋活も中断中だけど
パートナーが居る人はどうするか難しいところだよなぁと思う。
3.11の時のように今の自粛ムードが原因で終わる恋もあるのだろうな。