恋活戦記

独身アラサー女子の日々の戦いを記録。合理的に戦う方法と出会った男達を毒舌に紹介します。

恵比寿での死闘の末に(長文)

前回の記事で紹介したように効率良くハシゴしたところで実際収穫はどうなのか。

先日恵比寿にて死闘を繰り広げた私のリアル戦記。

1日で向かった場所、出会った人物、行動、はしょらず全て書き記すので長文です。そして毒舌全開なので勇者のみ先に進んでください。笑

 

まず恵比寿横丁のオープンに合わせて気合いを入れて16時から活動開始。この日も相方Y子と。さすがにまだ店内ガラガラで出会いはない。普通に飲食し、客層を観察しながら女子トーク

 

相席屋のオープン時間である17時を過ぎたので相席屋へ移動。すると先程恵比寿横丁で後ろの席に居た男性2人も入店してきた。皆考えてる事は同じである。彼らとは相席にならず、しばらく無料飲食したりスマホ充電したり自由に過ごす。

いつのまにか隣のテーブルに清潔感のない全身モジャモジャの太ったOSSANと小さくて前髪がだいぶ後退したOSSANが座っていた。こっちの席に来なくて良かったぁ〜と安堵しているのも束の間、こちらに案内されて相席となる。一瞬で血の気が引くのが解った。

OSSAN達はわざと古い話をして私達がそれを解る世代か執拗に確かめた。残念ながらギリギリ解る世代であった。見た目はOSSANだが私達と10歳も変わらないようだ。そこからピンポイントにこちらの年齢を当てようとしてくるが教える必要もないので「どうでしょうね〜」の一点張りでかわし通す。すると立場のなくなったOSSANはプライドをなんとか保つ為に「うん、きっとそうだな」と勝手に決めつけて収束を図る。この流れは結構あるあるなのだが私のブチ切れポイント。このまま相手してても時間の無駄なのでモジャがドリンクを取りに行っている間に退散。

 

18時からのハッピーアワータイムに半額の¥500でパブリックスタンドへ入店予定だったが、相席屋無料券をもらったので時間関係無しに無料で入店!日曜日の早い時間だったが15組くらいは居て、男女9:1くらいの割合だったので男達の視線が集中する。しかしカッコいい人は居ない。割とまともそうな2人が声を掛けてくれたが2人の関係が謎。年齢も離れているし共通点がない。よく解らない繋がりでつるんでいる男が多いのは立ち飲みバーあるある。その2人とは少し話をして連絡先を聞かれ、この後飲み会があると言われ去っていった。こちらも回転率を良くしたいので短時間拘束は有り難い。

 

その次にキチガイが単独で「カンパイしましょ〜いぇ〜い♪」と乗り込んできた。服のセンスがヤバイし裏声だしテンションがおかしい。心の優しい私はハッキリと「キモい」と伝えてあげたが「キモいよね〜♪」と鋼のメンタルでなかなかどいてくれない。やっと解放されたと思ったら今度は冴えないOSSAN2人が脇目も振らずに向かってきて「カンパイしましょ〜♪」と言ってくる。さっきのキチガイもそのパターンだったが、貴様らとカンパイする意味がわからん。今思えばカンパイさえしなければ良かったのだと後悔。

他の若者達はこちらをチラチラ見ながら踏みとどまっているのにやはりOSSAN強し。

デコがやたら狭く頭と顔の比率がおかしいOSSANが永遠につまらない話を続け、それを舞祭組宮田似の笑顔でずっと大袈裟に爆笑してるOSSANという必死すぎる協力プレーのコンビであった。あまりにも話がつまらなすぎて凍りついている私達に向けてずっと笑いを誘おうと目の前でコントを続けている。宮田似がいちいち顔をこっちに向けながら爆笑するので唾が飛んでくる。お願いだから2人でやっていてくれ。5分で限界がきて、その場を離れ相席屋リターン。

 

相席屋に戻ると隣のテーブルに先ほど相席したモジャOSSANがまだ居た。もう一度相席は気まずすぎて何としても避けたい!!店員にそれを伝え相席は避けれたが、魔のVIPルームへ通される。

 

(ここまで読者の皆様はついてこれているだろうか…?笑 既に胃もたれ気味かと思うが更にカロリー高めな後半戦いきます!)

 

▶︎VIPルーム①部屋目

キャップにスウェットでやる気のない小太りの男(自称TV局のDとかPとか)が永遠に俺理論を語る。

「いや彼女要らないってゆーかさ、出来ても忙しくて会えないやん?それを我慢しろとゆーのも違うし、だからと言って彼女か仕事かと言ったら仕事を取るしかないわけよ。女は仕事も恋愛も同時進行できるけど男は1つしか集中できないし。その分、女より1つの事に力を注力できるけどな?」

言ってる事はすごくごもっともだが、彼女要らないとかの前にそのルックスで簡単に彼女出来る前提な言い草すんなや\(^o^)/笑

そんな中、相方の男は退屈そうでついには長時間席を立つ。この間に店員にチェンジを申し出たのか、この後すぐに部屋移動になる。私達が部屋を出た瞬間、小太りDの膝に寝転ぶ相方。この2人の関係は一体。。笑

 

▶︎VIPルーム②部屋目

なんだか頭でっかちでずんぐりむっくりなのに爽やかな青シャツとチノパンというペアルックの男2人組。今日は本当はダブルデートだったらしいが中止になったらしい。そんな事言っちゃう時点でアウト。千葉住みの男が「付き合うなら家近い人がいい?」との質問にY子が「東京か神奈川が良い」と正直に回答。お互い脈ナシを察知し退出していった。

 

▶︎VIPルーム③部屋目

まさかの4人組。こちらが2人でも3人組と相席になる事はあるが、普通は4人で来店した場合2:2に分かれるものだ。太ってる方の髭男爵風アラフィフOSSANとアラフォー眼鏡2人に25歳くらいの若ハゲ眼鏡1人。(年齢は見た目判断)

もちろん全員管轄外だ( ꒪⌓꒪)

人数が多くて席が狭い為、隣に座った髭男爵がジリジリとこちらに詰めてくる。間にバッグを挟むも距離が近い。その上、間近で舐め回すようにガン見してくる。彼らは他のVIP客とは違い、やたら腰が低く本気でアプローチにきてる。むしろ1番図々しい。

 

「えっえっ?綺麗すぎる!彼氏居ないんですかぁ〜?え〜っ」

喋り方はアパレル店員の様な感じで普通にキモい。

※アラフィフ髭男爵の台詞である

「でも今日は、ねっ!こんなに良い出会いがあるからねっ♪」

と自分達をアピール。白目を剥く私とY子( ꒪⌓꒪)

あからさまに拒否反応を見せるも近距離でガン見を続けるアラフィフ髭男爵。やはりこういう輩には気に入られてしまう私。

「えっ?肌がすんごいスベスベ!!脱毛とかしてるんですかぁ?」

「してますけど…」

私のストレスがピークに達する。

眼鏡3人はそれに気付き始めたが髭男爵のみ空気を読む力が欠如してる模様。

話題はY子が美術館に行った話に。

「えっどんな絵が好きなんですか?」

「どこの美術館行ったんですか?」

「絵はどういう基準で見るんですか?」

OSSAN3人から質問の嵐。必死すぎて見っともない。

KY髭男爵はなんとか色恋話に持っていきたいご様子。

「なんか…目が合うとドキッとしちゃいますね…っ///」

もう苦笑すらできず石となる私とY子。

ちなみに私は1mmも目を合わせていない。

 

KY髭男爵は男4人からそれぞれデートプランを提案するから私達にどれが良いか選んでもらいたいと言う。他の男達がプランを発表してる間もこちらをガン見。私は悍ましすぎて前を向けずに視線を落としていると、ついにそれに気付く。

「下向いちゃって、全然彼のプランに興味なさそうな感じですね…?笑」

 

プチン。

 

「いや、あんたの距離が近すぎて無理なの!!!この距離でガン見してくるから!!!!」

的な事を言った気がする。笑

私はとうに限界を超えていた。

 

それでも全く動じないKY髭男爵

「良かったら連絡先教えてもらえますか?」

「連絡先は…ごめんなさい🙅‍♀️」

初めてなんのためらいもなくスムーズに断れた。

「えっ?それはみんな(他の客)に断ってるって事?」

他の眼鏡達も慌てる。みんなにそうだと聞いて安心したいのは解るがお前らだから断っているのだ。断るという結果は変わらないのにそんな事を聞いても何にもならない。

私が黙っていると「みんなにですよ〜」Y子がフォローに入る。笑

しかし諦めの悪いKY髭男爵はまさかの発言。

「あ、みんなに教えるのは無理って事?じゃぁ僕になら教えてくれます?」

 

いや、お前が1番無理なんじゃーーー(;´༎ຶД༎ຶ`)

勘違いも甚だしすぎて寒気!!

「ごめんなさい」と断り、すぐさま部屋を脱出してホッとしてると肩をポンと叩かれる。

 

振り返るとKY髭男爵!!!!

「あの〜連絡先教えてくれませんか??」

もはやホラー!!!!!😱

断っているのに3度も聞かれるのはさすがに初めての事件である。断ってそそくさと相席屋を後にした。

私もY子もHPは0になっていた。

雨も降ってきてもう帰るか…と思いつつ、収穫0では終われない気持ち。時間もまだ21時半。最後の悪あがきでパブリックスタンドへ戻る事に。

 

(読んでいるだけで疲れるであろう。まだ余力のある方、ここからラストスパート!笑)

 

先程入店した際に手の甲にブラックライトで光るスタンプを押してもらったので、無料で再入店!先程よりだいぶ人が増えていたが、金土の夜のようなギュウギュウで爆音でクラブのようにはなってなく、程よい混み感。イケメンも何人か確認できた。さて、どう動くか。

入口に入ろうとした時、見覚えのある青年が出てきた。

同級生Y男だ!!!( ゚д゚)

目が合ったまま時が止まり、お互い気まずくて何も言葉が出ずにそのまま私は入店、彼は退店した。

 

ひとまずドリンクを受け取りポジションを探していると、海に居そうなマッチョとサブカル系金髪の2人組に声を掛けられる。好みではない。

すると先程退店したはずの同級生Y男がなぜかまた入店してこちらに力強い目線を送りながら通り過ぎた。ナンパされてる所を見られた気まずさ。笑

マッチョと金髪がドリンクを取りに行ってくると言って場を離れると、丁度私の前でドリンク待ちの列に並んでいるY男とまた目が合う。話しかけてはこないが目を逸らさない。笑

この気まずさに耐えられず、ついに私から声をかけた。

 

せっかくのリベンジラストスパート、店内にカッコいい人も居るし、新規の出会いを獲得したいところだが、変な奴に捕まるのがオチだろう。出会いにはならないが知り合いと楽しく飲んで締めるべきか。。

そんな時気付いた。

Y男の連れがめっちゃイケメンやん!!(´⊙ω⊙`)笑

まさかのラッキーが最後に降ってくるとは…!

1日散々な出会いしかなかったのも、ここで使う運を貯めていたということか…!!

 

普通だったら声を掛けれないイケメンもY男のおかげで自然と一緒に飲めることに♪警戒もされないし、共通の友達が居るとその後も切られにくい。Y男に協力も頼めるし情報も得れるし、この出会いは好条件すぎる…!😍✨

 

1時間4人で楽しく飲んで話して帰り道。

 

「アイツかっこいいだろ。今フリーだよ?」

Y男が自らナイス情報を振ってくる。

普通バーで出会った男に実際彼女や妻が居ても知りようがないが、友達が間に居るのは本当にありがたい!!

 

「そうなの⁉︎じゃぁ協力して♡笑」

Y男とは元々そこまでくだけた仲ではなかったがお酒の力とBARで偶然会ったテンションでだいぶ気を遣わない仲にまでなっていた。

Y男がグループLINEを作ってくれることに。 

そして別れ際も念を押してY男に告げた。

「私のことプッシュしといてね!!!笑」

 

今回イケメンに気を取られ忘れていたが、実はY男も私の射程範囲内の好青年で、同級生の集まりなどでたまに会う度に好感を抱いていた。なので本当はこんな無様な姿は見せたくないが、そうは言ってられない。今までの私はどっちにも可能性を残そうとして二兎を得るもの一兎をも得ずな人生であった。ここは一兎を捨てて的を絞り、協力を得て全力でいこう!!

 

と張り切っていたのも束の間。

グループLINEでのメッセージの返信に脈ナシ臭がする。

思い違いかもしれない!今度は個別LINEを送ってみる。すると…

未読スルー!!!😂

しゅーりょーー。

まさかの共通の友達居るのにこんなにあからさまな拒否とは!!せめてフェードアウトとかしてくれ😂笑

 

でも本当はどうせ今回も報われないのだろうと最初から予感していた。今までの統計から自分が気になった人と上手くいく確率は0%なのだ。。

 

Y男に「脈ナシかなぁ?」とLINEで泣きついてみると「俺からもプッシュしたんだけどねぇ😅」とのこと。こればかりは共通の友達が居ようとどうしようもない。

 

「ところで仕事終わるの何時?今度飲みに行かない?」

 

ここでまさかのY男からのお誘い…!!

変に期待してはいけないが、捨ててしまった一兎の方でもチャンスは残っているのか…⁉︎笑

 

Y男の真相はいかに…⁉︎⁉︎笑

 

 

つづく?

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